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執筆者の写真Keiori Takagi

ふいにするもしないも自分。

もうじきまた、毎年の新年の行事あります。今は各関係の人と打ち合わせて準備しています。


私ではちょっと歌いこなせない曲があって。


やはり男性ボーカルものは男性の方に歌ってもらった方が譜面の移調をしなくても良いし、雰囲気も変わらずいいなぁと思っているところでした。


去年には私よりお少し年上の歌の人に出会って。地元で頑張っているお兄さんお姉さんたちと共通する音の記憶を持っている方に歌を数曲お願いしていました。


諸事情あって来れなくなってしまったのですが、こういうことに慣れっこになっていて。


なんとか自分が歌う方向で調整をしています。カッコだけはつくように自分を追い込んでいます。



こんな世の中になってからは、1バンドだけでやることもありました。でも何があってもいいようにまた2バンド体制にして。


自分のバンドには歌とピアノ、ベース、ドラムが入るとして、もう1つのチームのコード楽器がピアノからギターになりそうと分かると、こちらのチームにも強力なギターの方にお声掛けしました。


なぜかというとこんな時代に、なにがどうなってもいいようなメンバーで頑張って練習して、体調不良などで誰も演奏できない状況を回避したかったのです。


歌だって私が歌えなくてもインストで演奏する力のある方ばかりです。小さなボーカリストだって、お母さんの練習を見ながら歌を覚えているんだから。


ドラムはカホンなどに置き換えて、リズムで入れるかたを探したり、いろんな策は打てるようになっています。



この前の音合わせで、達郎をやってよとリクエストがあったのですが、少し前に作って大事に保管してきた蒼氓の譜面を出してきました。


今年に出来るか、またの機会になるかは分からないけれど。


「蒼氓って…〇〇〇さんでも雰囲気合うよね…」


何気なく話してたけどほんとにそうで。


でも、その機会があれば私が歌います。多分そういうことなんです。


どれだけ事前に頑張って調整しても、叶うことと叶わないことがある。


でも、頑張ってやり続けていたら、どこかで誰かが見てくれていて、『タカギさんは?』と、願っていたことの話を振ってくれることもある。


同じパート同士のはずが、一緒にやろうよと、一緒に盛り上げてくれたりする。 コロナ禍で失ったもの、天地ひっくり返ったものがある中、逆に結びつきが強く感じられることもあります。


そういったことに感謝しながら受け取るだけじゃなくて自分だってどんどん逃げずにやれることをやっていきたいです。

逃げたってだめだけど、人って余裕のないときには逃げたくなる時もある。自分じゃなくて、周りが見えすぎてしまって。それも分かっています。



リセットする前に改善へ向けて努力する余裕もなかったということ。



さあ、後始末をしましょ。


蒼氓は、実は、山下達郎さんの曲の中で私が一番好きな曲です。


この曲の、歌詞の意味するところを達郎さんほどじゃないけれど思い当たることがあって。


ちょっと疲れているんだろうな…。


これはどちらかというと、やっぱりこちら側の…


また刺さりまくります。

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