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執筆者の写真Keiori Takagi

11.2.2023 Billboard大阪 Gretchen parlato、行ってきました。

Gretchen parlatoのLiveを観に行きました。

主人の行きたいアーティストさんのLIVEについていくことは多々ありましたが、今回は立場逆転。私が行きたいから連れて行ってもうて。その感想です。

彼女の歌が大好きで、娘がまだ小さいとき、

家事育児中には彼女の作品を流していました。

愛の人というか、母性に溢れた人で、

“Butterfly”を聴くのが昔大好きで(今も。)

神様に祝福されている歌だというと

有り体なようで…でも分かりやすく、

簡単に言うとそんなSOUNDS LIKE感。


いろんな歌の人がいるけど、

私は彼女の愛の光が柔らかく射すような

光に向かっているような立ち位置が好きです。

蝶よ花よと姫さんみたいより違うたくましさがあるような、元々母っぽい包容力を感じるから。


子育て中に家で聴くのに、男と女の色恋沙汰の曲ばかり聴くのもなんかフラフラするし、より大きな愛について表現されているものがちょうど良かった。

それと、個人的にお店などでJAZZ STANDARDを歌い始めると、高い声で歌うのがダメみたいな信仰のオジサンに会うこともあって。


『サラ・ヴォーンとか聞かないとダメだよ。』みたいな。元々そういう声ちゃうのにそっちに持っていこうとしたり。

低音じゃないとだめみたいに。たしかに日本で売れているボーカルさんの中には低音で若干ダミ声で、若干酒ヤケしているような。でもね、その声が苦手な人だっているんですよ。好まない人もいる。 シャガレ声じゃないとJAZZは歌ってはいけないの?って、その視野の狭さというか、感覚の超絶古い感じに食傷気味になっていた時期があって。

まず好きなボーカルのタイプが声高めなんで、話が嚙み合わないなぁとよく思ったものです。

個人的に、低い声での太いボーカルさんのを長いこと聴こうと思えないタイプなので厄介。

例えば、エイミー・ワインハウスは才能に溢れていたと思うけれど、Not my Type…なんです。


私の知り合いのイギリス人ボーカルさんにいたっては、「彼女ですらオリジナルではない。50年代のボーカルスタイルの焼き直しに過ぎない。」とぶった切ります。


若くしてパパラッチに追いかけられて、私生活をさらされて、不安定になって。結局若くして亡くなってしまって27クラブの一員となってしまいました。


ビリーホリディみたい、といえばそうなのかもしれない。でも、私はそういう最後になってしまうことは望まなくて。出来ることならば出来る限り、光の当たる表通りを歩いていたいです。


JAZZボーカルは、独り身で、主には男のお客さんに向かって歌われるものなんでしょうか。だとしたら‥なんか、変です。時には危なっかしいくらいブルーでいないとダメなの

?それも違うだろうに。


その点、「こうじゃなきゃいけない」という、古い価値観に基づく暗黙のルールをうまいこと破ってくれるボーカルさんが、世界中に沢山出てきて。Gretchenさんもすごい人気出てきた!と元気を貰えました。


息子さんが生まれて、音楽活動を中止して、

8年。また彼女が動き出しました。

中途半端にならないように両立させず、

潔いなぁと。だって、子どもの子ども時代って、

生まれてから10年くらいって、

ママ、ママ言ってもらえる時期って

その10年くらいでもう帰ってこないし。


そんな時期に1番そばに居て、

いろんな瞬間を見ていられないなんて。

と思ったのだろうか。だとしたら

私もそういうタイプだったので気が合います。


他の人の作品に携わったり、

教職についたりしていても、

基本的に家庭を守ることに専念していた...

と新しいアルバム2つ購入したので

ライナーノーツに書いてありました。


日本だとボイトレの先生からすると

一斉に矯正されてしまいそうな揺らぎ、

録音するときに扱いが難しい

Sibilant(シビラント、歯擦音)がシューッと…

ときおり入ったままなところとか。


吐息の感じとか。生々しいと感じるくらい。

それがナチュラルな彼女の歌声の魅力で、

変に整えられたものより温かい。それゆえ、

気まぐれに掴みどころの無いところが、

彼女そのものな気がして。また好きです。

Al JarreauBOBBY McFERRIN

が大好きなんだろうなぁと思っていたら、

やはりそうだと。


昔から影響を受けているんだろうなぁと

自分の声をそっちの方向へ

持っていってるんだろうなぁと。

主人にどういうアプローチのボーカルさんか説明するときに話していました。


そのことにもインタビューで触れられていて。日本版のCDを買ったのでライナーノーツで詳しく知ることができました。

もうクリスマスはいいや…質素で(笑)

好きなボーカルだと分かって、連れっていってくれて。

帰りにはCDにサインをしてもらって。

Gretchenと少しお話しすることが出来て。

思い出深い夜となりました。しばらく毎日、Butterflyな日々になりそうです💕




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