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FUNK💜友の会『FUNK SESSION』2025年6月29日@プラチナ食堂

この日は奈良県のムジークフェストのページを見ていたら、どの会場やお店でもステキなライヴが盛りだくさんに開催されて。5月と6月は特に力が入ってるから、6月最後の日曜は締めくくりみたいな位置づけですね。


そんな中、タカギの身近な人たちで開催したFUNK SESSIONに遊びに来てくださり、本当にありがとうございました!


私から声を掛けさせて頂いた皆さまにはきっと楽しんでもらえるだろうなと、パーティーに呼ぶような感覚で。ボーカルの人が沢山駆けつけてくれたのにはこみ上げる喜びがありました。


また、タカギと直接には繋がっていなくてもプラチナ食堂で開催される他のイベントでも大活躍している歌い手さんやミュージシャンがお越しくださり、歌に楽器に大いに盛り上げてくださり、会場を独特の雰囲気に変えてしまうくらいでした。感謝、感謝です。


夢みたいでした。年に2回くらい出来たらなぁ、また頑張ろうか。Funkなどのノリの良いナンバー、Soulなどのグルーヴ感が気持ちよい曲がありましたらぜひ、タカギまでご相談くださいね。いわゆる『FUNK SESSION系スタンダード』にこだわっては無いです。


自分の身近なところでの”Funkable”な定番をみんなで作り上げていけばいいのです。(ファンカブル/Funk・able≒そんな言葉辞書にないです作りました!広い意味にとって”ノリ良く演奏できる、Grooveに独特の余韻がある曲”を大事に演奏していくことを望んでいます。) 


厳密にはROCKの曲、しっとりとしたバラード、ゴスペルに起源があるナンバーだってあり得ます。日本製のFUNKだってあるでしょう。どうだろ?と実現できる方向で準備をしていきましょう。そしてやがて、近隣のFUNK SESSIONに遊びに行くとまた面白いですよ✨


タカギが歌の人なので歌の人と、他にお集りのミュージシャンのみなさまとその”準備の準備”が出来たらとも思います。JAZZ SESSIONとはまた少し違った習わし?が少しあるけれど、実際に何回か参加してみるとコツ、というか慣れてくるものだから。


どうしたらいいのかしら?というところについては他の集まりに行くまでの”準備の準備”をタカギもご一緒します。当日に思ったことや質問も引き続き受け付けています。また次の機会があればなにとぞよろしくお願いいたします!


FUNK SESSIONは初めてのボーカルさんがお越しくださり、大阪、京都や和歌山、東京から調整して寄ってくれた方もいて、偶然にもゴスペルを歌っている人が同じテーブルに座ってくれたり、テーブルごとに話に花が咲いてにぎやかな集まりとなりました。


14日の『ダンテwithフレンズLIVE』に続き、タカギの所属するバンドもち米のみんなも支えてくれて。手を少し怪我して療養中の谷口さんも仕事終わりに駆けつけてくれました。一緒に見届けようとしてくれた気持ちが嬉しかったです。


タカギと山田氏、ケニーさんがこの1年にお世話になっているユニットからはキチオさんと哲司さんも遊びに来てくれて大変盛り上がりました。共通して歌担当はタカギなので。サックスも打楽器も同じ人なもので(^-^;バンドの枠を超えて準備して。楽しい思い出です。


受付辺りでお名前とパートをお伺いしていると、14日のダンテwithフレンズを観に来てくれた方が数人、29日のセッションにも遊びに来てくれたことが分かりました。ゴリゴリのリクエストが届く…やりがいがありました。


14日のことがあってからこそ、期待を込めて29日にも来てくれた人が数人いてくれた✨ほんまはもう少し準備していた曲があったのですがお時間の関係上また別の機会にとしました。最後の方でどうしようかなと特に調整を気にしたのですが、


こちらが用意した曲ではなくそれよりもまず、「14日に来ていたあの人たちが集まるのだったら、もしかしたらあの曲が演奏できるかもしれない?」という気持ちを持ってきてくださったお客様のリクエストを叶えるほうを優先させて。 


歌&ギター、あるいは歌&ベースorギター、歌&Keyboardでエントリーしてくれた方の分も平たくパートを区分すると、


Vocal8名、Keyboard2名、Guitar5名、管楽器2名、ベース2名、ドラム3名、パーカッション2名で3時間+少し延長で楽しみました。


St. Denis(リクエスト) 

Watermelon Man

Isn't She Lovely

Just The Two Of Us

Sunny

Feel Like Makin’ Love

What's Going On

The Chicken

Higher Ground(リクエスト)

As(リクエスト)

Long Train Running(リクエスト)

Almost Like Being Love

Pick Up The Pieces(セッション中でのリクエスト対応) 

Skate(リクエスト)

Georgia On My Mind

Georgy Porgy(セッション中でのリクエスト) 

What Cha Gonna Do For Me(セッション中でのリクエスト) 

You're The Universe(リクエスト)...


他は、なんだったか...大体のお品書きです。


いろんなリクエストを頂いてとても勉強になりました。現場でのやり取りから刺激を受けたり。2曲だけ譜面を持っていなかったのでタカギのほうで準備して、みんなの様子を見ていて演奏してみて良かったものは今後も折に触れやっていけたらいいですね。


セッションホストの皆さま、もち米クラブの皆さまには事前のリクエストを本番の2~3日前にお願いしたり、当日のセッション中に調整したナンバーにも他の演者さんと連携して一緒に対応してくださり、相変わらずのムチャぶりで。本当にありがとうございました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


説明がむずかしいけれどあえて表現すると、


”事前にどんな曲がしたいのか”をたまわるときには、近所にある小さいクリニックの受付で書いてもらった問診票を見るような気持ちです。地域の医療なので、内科も外科も、耳鼻咽喉科も泌尿器科も兼ねるような、近くの病院で。


(してほしいことはなんですか?〇お薬や処方箋がほしい。〇検査をしてほしい。〇紹介状を書いてほしい。〇その他)


   ↓言い換えると、


(希望することは?〇まずは聴き専で。〇演奏or歌で参加したい。〇しばらく聴き専で、歌えそうだったら参加したい。〇その他)


音楽を風邪の諸症状に例えるのはどうか?と思うけれどwどの曲が演奏可能なのかを事前に軽く聞いて回るときには、事前の問診票を見ながら実際に話を聞いて患部を診て、他にも考えられることがないか総合的に判断するのに似ています。←ココが肝心で。


(該当する症状が他にもございましたらチェックをお願いします。

〇熱がある。〇喉が痛い。〇鼻水が出る。〇関節痛がある。〇その他)

   ↓

(リクエスト等はございますか?〇リクエスト曲あります。〇この曲とこの曲なら演奏できます。〇本当はROCK系やBlues、JAZZが得意です。〇その他)


   ↓さらに、総合的に捉えると…


・I WishとSuperstitionが出来るということはStevie Wonderが基本的に好きなんだろう⇒その際にはお声掛けしよう…そして他の曲も順番によってはお呼びできるのでは。


・私はJAZZだから~となるところ、それでも演奏できる人がちゃんと揃っているから。リクエストが入ったらフォーメーションをちょっとチェンジする旨をホスト陣に伝えよう。

・FUNKやSOUL系のナンバーをリアルタイムで聴いていた参加者も多いので、出来るだけ演奏に加わってもらおう。あるいは聴いているときも楽しめる曲優先で。


・セッションに参加したいよりは、聴いて楽しみたいニュアンスだったなぁ。でもせっかくだからご無理のない範囲で参加してもらえたら…様子を見ていよう。


・昔の私みたいにソロがどこまで続くのか途中から歌で入れるのかドキドキかも。⇒原曲にはないところも追加で歌って、エンディングが決まるようにしばらく見守っていよう。


私はお医者さんではないけれど軽くカウンセリングをしたときに交わされるお客様との会話の内容、方向性、雰囲気によってはリクエスト曲が出来ない場合もあります。⇔このレイヤーでかなりのことが分かります。最近思うことがあり、また別の機会に書き記します。


譜面を人数分お持ちでなかったり、受け付けているタカギが曲の認識を持っていない場合はむずかしくなります。他にもリクエスト曲が満載で全体的に時間がないときにはiRealなどのコードで対応もむずかしく、また次回にでも!となってしまうのです。


しかし、ダンテのライヴに来られていた方のリクエストは可能な限りお応えしたいと思いました。だって”Georgy Porgy”は14日に演ったときを観ておられたわけで、「自分も弾けます」とエントリーのときに聞き取っていたことをリマインドしていました。


途中で”Pick Up The Pieces”のリクエストをもらったのですが休憩時間の調整で関係するパートの方全員に聞いてまわって、なんとかステージまで繋ぐことに。そこまでいかずに「譜面がないのと、認識がある人が揃わなくて…」、また次回に!と諦めることも考えたけど、


その方が控えめながらも今まで演りたいと思っていたけれどなかなか実現しなくて…という気持ちがあるのではと共感。←ココは進行役だから公平に、とはいえ人と人のことだから。

音楽はつまり、人間関係と言えます。なんでもそう、コミュニケーションが必要なことは。


全然知らない人とも音楽をする醍醐味があるのがセッションですが、「あそこのセッションに行ってもリクエスト曲をしてくれなかった」≠その集まり、どう思いますか?となるのは問題のすり替えで、その前にお集りの人たちとコミュニケーション不足かもしれません。


子どもが遊んでいるのを見ていると、最初の頃はだれかれと遊びに参加しているようでも1人になっていく子もいます。物を投げてお友だちのおもちゃを壊して、人を変なあだ名で呼びだしたり、お友だちは鬼ごっこをしているのに「ケンケンしようやぁ」とか💦、


皆が望んでいない独りよがりな言動が目立って、なんか、一緒に遊びにくいんだよねって雰囲気が漂ってグループの輪からはみ出ていくものです。強めに言ってくる子の意見だけを採用するのではなく、できれば平等にと心掛けて学校や児童デイの先生が介入することも。


歳を重ねると今までの経験から学び、多かれ少なかれ相手の立場を思いやれるようになるものだろうけど。音楽をする人と誰とでもフレンドリーでいる必要は全くないですが、初顔合わせの人間同士がお互いを尊重し合って音を合わせていかないと輪から浮いた人になって、


そうじゃないんだよねって今更言おうにも…もういい大人なんだし言って分かる年齢を超えていて。初心者だからこそ初めてのことで対応がむずかしいことって絶対あるんでそれならノープロブレム。でも、他の現場で同じことを言われてもあえてやってるんだよなぁとか。


こちら側から一生懸命コミュニケーションを取ろうとしても、かみ合わなかったり建設的ではないやり取りが続くときには最低限の付き合いにならざるを得ないです。お仕事をしていても、あの人とは話せば分かる関係は望めないからとビジネスライクになるでしょう。


その辺りを踏まえて、”きっと、このメンバーが集まっていれば演奏させてもらえるかも”と期待してくれた上で、あとからリクエスト曲を提案してくれたのではないかと受け止めました。


うろ覚えでも聴いたことがなくても分かる手掛かりから最後まで演奏してくれて。LIVE感満載の、記憶に残る瞬間となりました。のちにGeorgyでもちゃんとその方をお呼びで来て、「えっ、いいんですか?」と驚いていた様子だったけど。


お一人お一人のエピソードを振り返ることも出来るけれど、ここからまた続くかもしれないイベントだし、次も、その次もとご一緒するたびに何かあるんだと思います。先は長いもので、私が覚えていられたらバッチリ。あの日のことを記憶に留めてまた生きていきます。


3回目の『FUNK💜友の会』、皆様のおかげでステキな一期一会となりました。

本当にありがとうございました。

 
 
 

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