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執筆者の写真Keiori Takagi

11月20日プラチナ食堂Jazz Live

更新日:2022年12月15日

いつもsessionでおなじみの皆様と、JAZZ Liveでした。


うちの家主、そして娘、大阪から妹が来てくれて、和やかに美味しいランチを食べながら。

目の前に運ばれてくる『ダブルカツうどん』の凄さ…私は先に、エビフライ定食を津田さんと食べたのでお腹いっぱいで。


初めて見たときの迫力がすごかったです。そういった意味でも、いつもと違うゴージャスさで。


ちょっとルールが変わるだけで、ほとんど普段通りかなぁ~という部分もありながら、

でも、初めてお会いする方、お久しぶりにお会いする方ともピリッと!緊張感のある、ステキに楽しい時間を過ごせました。



先日自室を片付けていると、2015年11月と書かれたブルーレイを見つけました。

7年前は、近所のお店などで歌い始めた頃。


おそらく、どこをさがしても手に入らなかったので、自分で初めて『My One And Only Love』の譜面をまとめてた頃…?


いや~まだiRealでコードだけペロッと印刷して適正なKeyを探してた頃?です。


当時の私になにかしら共感してくれるところのあった映像関係のプロの方が記録してくれたもので。


これ、今もバリバリご活躍の、奈良にお住まいの近所のミュージシャンの皆さまがフレッシュな演奏を聴かせてくれます…


人に歴史あり。みんな、びっくりするほど、若い。。。ww

ブルーレイってどうやったらコピーできるんだろう。。。


プラチナでのLiveが終わったあとで出てきたので、恐る恐る、家主と、観てみましたら…

今と全然歌い方が違って、そんなことを日々日々思い返す時間もなかったので面白かったです。


伝わってくる印象としては、歌に、『着られている』っていう、心にまとってからの想いの質が、今よりちょっと不安定で、ハデ。

ブルドーザーのようにそこらあたり押し進めてしまうようなところもあり、非常にパーソナル。


最近のは、完全にその想い”自体”に立ち位置が変わったんや。。。ほぇ~…

でもやっぱり非常にパーソナルw語ることと響かせることの中間を取っているのかな。


そしたらこのあと10年後とかどうなってるんやろう。

私にも歴史あり。むっちゃフレッシュな。


イベントの司会などで矢面に立つことはありながら、音楽活動の経歴が一切無いところから7~8年。ひとり親、フルタイムで働いて、細々とやる中で。

最初の数年は店や周りにいろんな形で声を掛けてもらうことはあっても、何も信じることが出来なくて。音楽仲間と言える存在は全くいませんでした。

なので、続けてきて良かったなぁと、皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。


子供の頃から洋楽が好きで、Vocal Jazzの御3家、御4家も大好きで。

中1までピアノと声楽コースで習っていたので、基本的なことは歌えて、たくさん譜面を用意して皆さまとお会いしたのですが。


今の私では、やりたいことの半分も出来ていない状態です。35%くらいか。日々、出来なかったことが出来るようになり、昔は考えられなかったこと、見えてこなかったものを処理できる領域がバーンと増えました。


これからも、表面的なことではなく、地に足をつけてやっていきたいです。


自分のやりたいことは他の人とは被らないようなので、ただただ、コツコツと積み上げて。昨日より出来るようになっていたら喜んで。

自分にしか見えない的に、的確に打ち込める精度を上げていきます。


イベントやJam Sessionを通していろんな人に会いながら、演奏が上手だなぁと思うミュージシャンと比較して、自分なんて…と思う必要はないと、最近思います。個人的に改善点を見つけたり、振り返ることは必要かもしれないけれど。


歌だって、上手い人はたくさん。元々声に恵まれている人だって。

親ガチャ環境ガチャですごく良いのが当たって世に出てくる人だってたくさん。


先日お会いしたイギリス人のボーカルさんも、「英語を母国語にする国に生まれてラッキーだった。」と話していました。日本人が洋楽を歌うVocalとしてはハンデとも捉えられます。


自分の声は1つしかなく。伝えたいことがより伝えられるように、この楽器で頑張ることが急務です。よそ見しているヒマはない。


そんなに歌えるのに邪魔をしては申し訳ない、とか

ぜんぜん演奏が上手くないんで…理論とか習っていないんで…と聞くこともあるけれど。


音楽仲間を好きな彼氏や彼女、理想の男や女に例えると、


『私は、〇〇さんとやったことのある人と、付き合っている。』

『私は、△△で〇〇とやった、□□さんと、いつもご一緒している。』


『自分は今までに何10人の人と、何回もやったことがある。』

『あの人と昔1度、ご一緒したことがある。』


こういう話をしている人がいて、「へぇーそうなんですねー」って会話、たまにあります。

言葉通りにそうなんですねって感心すると同時に、私にはこんな風に聞こえます。


『相当上手な人とじゃないと、満足しないんだろうか。』

私と一緒に遊ぶのに、相当なテクニシャンでないとダメなんてことはなく、むしろその逆で。

例えば自分の彼氏の元彼女が”見ためも性格も完璧”な人だったと知ったとき、「じゃあなんで私と遊びたがるんだろう…」と不思議に思います。

経験を積むため?そんなに遊び人の彼か…なんか信用ならん…と思うでしょう。


妙にテクニックを持ち出されると機械的にやってはるんかなぁと思えて。

どこにもないその人本来の、味のあるサウンドのほうがいいような…。


『この近辺でかなりの有名人と普段付き合っているってことは、私なんか相手してもらえないんだろうなぁ。』

有名どころとやる私はすごい、みたいに勘違いさせてしまうのもおかしな話で。

そんなことはなく、有名な方はそれはそれですごい、そりゃそうだ。

けれども、私だって最近始めたような人間ですから。そこは別の話だと思う。


『今までにそんな沢山やったことがあるってことは、こちらは経験が浅いからタジタジやわ。』

でもでも、逆に、

『そんなに達者な人と1度やったことがあって、1度っきりでもうしていない、続いていないってことは…アカンと思われたってこと?』

だって続く人のほうが絶対いいわけだし…。1回こっきりでバイバイってことは何かしらの性格の不一致とか、単純に音の相性が悪かったのか、『もうやりたくない』って思われたってことよね?

などなど、モノゴトの両面を見ると、テクニシャンで人気者である必要はないような気がします。


お料理に例えると、どこでだれと作っても安定的な味を提供してくれるファミリーレストランより、毎回出来上がりがちょっと違う手作りのお料理のほうが、味があっていいです。

ファミレスやコンビニのお料理は簡単に買えるかもしれないけれど、おふくろの味とかだと、お母さんが作ってくれないと食べられない。


三ツ星やら5つ星のレストランはもちろんいい。

毎日食べたいのは、食べてくれる人のために愛情を込めて作ったお料理。


私は栄養士の資格を持っているので、いろんなお料理の作法があることは知っています。

でも時間や気持ちに余裕が無くて、大根や里いもの面取りをしないままに煮物を作ることもあります(^-^;そんな音楽も、いいじゃないのって思います。


私の家族が動画をいくつか撮ってくれました。これを、7~8年後にまた観れたらと思います。

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