年末調整に必要な書類を集めながら、断捨離&整理しています。
引っ越しで段ボールに入れっぱなしだった、すぐに使わないモノが沢山。
CDやDVD入れの中に混ざって、1枚のブルーレイのディスクが見つかりました。
7年前。お仕事に子育てに色々ある中、月1で開催されるマクドナルドでライヴの調整をしていた頃です。
30分×2コマをオリジナル曲中心の弾き語りやバンド…
だいたい45分×2コマをJAZZやシャンソン、クラシックなどなど、多ジャンルな3時間、演奏などでお越しいただいて。
それに伴ういろんな演者さんとのメールのやり取り、当日の司会やお客様対応などをしていました。
私が引き継いでから2年経ったあたりで、若手POPSミュージシャンに太いパイプを持つ調整役の方が降りられて、
3~4年目にはJAZZや奈良のミュージシャンを頼ってブッキングもするようになって。
しばらくやってみてこりゃちょっと大変やわな…新しいミュージシャンにこちらから会いに行かなきゃと、
私自身が『歌の人(新参者)』として近所のお店に潜入&スカウトを始めて、9か月辺りの映像でした。
いろんなところでいろんな人に、あれやこれやと親子共々お世話になって。大変にぎやかな日々でした。
元来、CDやMD、カセットテープを1000タイトル以上持っている音楽好きだったため、POPSのかたが奏でる邦楽カバー曲以外に、JAZZやボサノバの曲名とタイトルが一致していたので、
あえて『ステキな曲ですね💛さっきの曲、なんですか?』なんて1からマイクを回さなくても突っ込んだところから話が出来て。
より、ミュージシャンに寄り添って話がしたかったかも。
自分も歌ってみたらどうなるか譜面を準備しだすと、、みんなと同じ曲ばっかだと退屈に感じてしまい…
小さい頃からWorldwideな音楽を聴きまくっていただけあって、誰でも知っている曲~知っている人は知っている系をセレクトするのです。
フルタイムワーク、シングルマザー。練習する時間はほとんどないので、移動時間に歌うなり工夫して。
半年くらい経つと、お客さんの中に映像を撮影するお仕事をされている方がいて。何回か歌っているところを撮ってくれました。
他のお店でも歌っているのかと尋ねるから、他のお店に行って。
カメラはテレビ局のをひと回り小さくしたようなごっつい長い、高そうなやつでした。
まだ始めたて、何年も音楽をやっている方の前で気恥ずかしくて仕方がない感じが自分の表情に出ていました。
人前で歌い始めて約半年で『チュニジアの夜』を歌うとは極太でしたね。無謀だw
今でも繋がる方ばかりが映っているので、どないかしてYoutubeに限定公開できないか、データをお渡しできないかと考えています。
撮ってプレゼントしてくれたときもあまり観れていないくらい恐ろしかったので、家主が帰ってきてから2人で少しだけ見ました。
7年前過ぎて、この前のプラチナ食堂でのライヴや生駒のセッションでお会いする人を主人が判別できなかったのが面白かったです。
私も紫色の服を意識して着る前で、お堅いお仕事をした帰りだったのでちょっとまあそういう感じなところも苦笑いです。
仕事帰りで黒髪をさっとまとめて、PC仕事だったから眼鏡で…事務職な出で立ち。それでそんな愛の歌を、歌うの!?って。
スーツを着て歌うロバート・パーマーか岡村靖幸か。そんなええもんじゃないけど、ギャップがすごい。あのとき小さかった娘はもう高1です。。。
こんなに距離感を持って観ていると、自分なようで別人で。My Oneの歌い方がまったく違いました。隣で観ていた人もそれに気づいて忌憚のないご意見&感想を頂きました。
先日のLiveの音源を家族が撮ってくれたのですが、それを聴いたあとだと特に変更点が分かりやすいです。
こんなに距離感が出来ると、新しいJAZZのVocalさんかと思って観ていられて。
もし今、どこかのお店であの頃の彼女に出会ったら…ボロをまとって冴えない女の、教わらなくても自分で学ぶわとなる前のむき出しの歌唱、
失敗してもいとわない、無謀なことを次から次に(^^;
周りのミュージシャン、ホストさんたちも戦々恐々やろうなぁ。でも表面的なことやない、タイムレスにプライスレスな、やりたいことはやってはる=結構、好印象です。
先日、いつも遊びに行っているところで、『タカギさんの選曲は戦々恐々』と言われてしまいました。
私の方こそ、『次行ったらまた何を言われるんだろう…』と戦々恐々で、1年に1度行けたらまた準備して、また撃沈したら立て直すのに1年かかって…など繰り返していました。
いつの間にか立場が逆転しているとは思わず、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。
でも7年前の状況を観ていると、昔からそういうところはあったんだなぁと。
あのときご一緒してくれた皆さまに感謝し、今一緒にやろうとしてくれる皆様にも本当に、有難いなぁという思いでいっぱいになりました。
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