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執筆者の写真Keiori Takagi

B.V=Backing Vocal 振り返り。

最後の曲、『So Amazing』。


ルーサー・ヴァンドロスの曲です。



10月20日のリハでスタジオに向かう途中で、この曲だけバッキングコーラスとしてタカギも参加することになりました。



Youtubeに転がっていたライヴバージョンを聴きながらどんな風にカーメンがコーラス入れるんやろ?としっかり聞いて、そのままリハで合わせてみました。



去年の蒼天ホールでご一緒したときにも、大体どの曲も原曲に従って「こんな具合で~」と私から伝えてみるも、「OK、こんな感じはどう?」と次から次に新しいアイデアが出てきて「なるほど!そうしよう!」とカーメンのアレンジャーとしての力に脱帽です。



原曲でもステキなコーラスワークが複数人の声で入っているのですが当日のB・Vは私1人。そんなに重厚にせず、コーラスの声を入れすぎず、でも控え目すぎず。ちょうどよいバランスになりますようにと願いました。



しっかり発音しているカーメンのリードボーカルに対し『響き優先』。ソフトに、単純3度上~ではなく若干上めを狙ってややオーヴァー気味に、そしたらなんだかハッとするでしょ?響きが。しませんか?



ほんのちょっとだけ、塩コショウをひと振り多めにしようかな~やっぱりやめとこ。みたいな世界。次の音までの横に揺らしながら届けるところは、Whitney先生やマライア先生のやり方です。



R&B系の温かみをプラスするのにサックスなどの音が鳴る直前の、声の通る道から音作りに入るような。ふ~んわり。着地が若干バックに入る、ゆ~ったり。



1音をかなり上め、薄っすら上め、ジャストヒット、気持ちアンダー、ほぼフラット寄り、言葉にする限界💦バリエーションは細やかにあるんですが、やや上めとか若干上めは時折入れると「目の覚める」印象が少しあります。



アンダー系はB・Vには不向きで濁りとダルなイメージ(重ためでもやっと)に。あえてフラット気味に歌うアンニュイさはこの曲のコーラスにおいては不要。特にその辺りに気を付けて、2人でタイミングを合わせながらでした。


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