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執筆者の写真Keiori Takagi

Drene Ivy ”Christmas Concert” 12/20

5階の市民プラザで『東大阪市ジャズ教会』主催、ドリーン・アイヴィーさんのクリスマスコンサートでした。



ボーカルの先輩でお世話になっている美呉真帆さんに声を掛けてもうて、夏の終わりから集まりに参加したり、コンサートでイスやパンプレットを並べたり、



アンケートの集計をしたり。無理のない範囲で、出来ることをお手伝いしています。今回は照明操作。緞帳(どんちょう)を開閉したり、舞台袖の仕事です。いつもとは違う種類の緊張感が漂います。



偶然にも夏頃からお世話になっている『京都ミラクルズクワイア』さんとドリーンさんが音楽宣教師として活動している『大阪シオン教会』の合同コンサートで先月末にお会いして。



12月の初めにはリハーサル中に照明ボードの装置を実際に押して、シーリングライトがこれで、ゆっくり消したりつけたりするのがこれで…と押しては客席側から眺めてみて。



舞台袖からモニターを見れるわけじゃないのでやってみながら確認しました。何がどれだけ、どんな風に光るのかを確かめたけれど、スポットライトとかそういう細かいものはなく、



上を全体的にカラフルに、スクリーンの後ろを全体的にカラフルに、スクリーンの上をまぶしく、舞台中央を2本の蛍光灯で明るく、前方から光を照らす、それとマスター。それくらいです。



徐々に客席を明るくしていったり、徐々に消していったり、もうそれくらいしかできることは無かったんですが、リハのときにドリーンさんが「照明で何をしてもいいよ。暗くても弾けるから大丈夫。」と言うのでホッとして。



コミュニケーションって重要で、当日のセットリスト案について教えてもらったり。原曲の構成を知っているとここでAメロが終わって、ここが大サビで盛り上がるんだろうなとか、大体のイメージも伝わりました。




代表の奥野さんも「いろいろやってみてください。」というので思ったように。協会としてはスクリーンの映像も込みで楽しんでもらうために準備していたし、「やや暗めで」ということで調整していたのですが、



そうなるとドリーンさんの表情をハッキリ見ることは叶わず、かといって明るくするとプロジェクターからの映像が白んで。なんのこっちゃかとなってしまう、そのギリギリのところ。大変勉強になりました。



現場に到着すると、多目的ホール入口にある長イスにドリーンさんが座っていたのでご挨拶。今回が初顔合わせではないのでお互いの近況を話して雑談しているとスタッフの皆さまが次々に集まって準備開始。



うちの母より年上の、元気ハツラツお姉さんは受付担当。責任感がすごいから、ドリーンさんの演奏を観に行かずにずっと受付にいてくれたそうで。何曲か持ち場を離れて変わってあげられたら良かったなぁ…。



通訳の大谷さんが到着するまではわりとドリーンさん対応でした。まるでアメリカから一緒にやってきた専属の通訳さんみたいでした。今回の私の担当はMCでも通訳でもないし、精一杯頑張ってはったのを袖で見守りました。



第1部が終わってから美呉さんがお客さんからフィードバックを貰って、「ドリーンさんのお顔が見たいから照明を明るくしてほしい」とのこと。



確かに、これはほんと、両方を叶えるのは難しいところで私もやりながら悩みました。奥野さんからも明るくしてOKとGOサインが出たので第2部ではステージ全体がとびきり明るくなる上部の蛍光灯2本つけっぱなしに。



前半と後半においてメリハリよく両方のニーズを叶えたということで。あとは仕事帰りに迎えに来てくれた山田氏とピアノを移動させたり、元通りに片付けて。



終わってから残っているスタッフの人と近くの居酒屋さんでお疲れさま会をしました。まだまだこれからなイベントに沢山集まってもらえて良かったです。



手作りで、手探りで、みんなでやっている中に混ぜてもうて。この日の経験がまた次の何かに繋がっていきます。



個人的な感想、ドリーンさんはほんま、うまい日本語が見つからないんでけど”謙虚”というか、周りの物事に対して敬虔な印象です。日本以外で生まれ育って、そんなピアニスト。。。すごい人やと思いました。



またどこかで演奏が聴きたいな。あ、そうか。シオン教会に行けばいいんだ✨東大阪の人はラッキーだなぁ。





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