FUMIEの話
- Keiori Takagi

- 4月4日
- 読了時間: 5分
更新日:4月6日
FUMIE
元々はクリスマスの催事で、見たことがないものをプレゼントしたいと思い立ち、ヒロキ兄さん、エーサクさん、マッサさんと取り組みました。前回は主に私の知り合いに向けて。
3月29日は、いつもお世話になっているお店『ヴァンダメリリー』の常連の皆さまが見ているところでの初めてのお披露目となりました。
FUMIEの男性陣は、いつも穏やかで対等で、
音も人柄も本当に心地よい存在です。
どこか飄々としていて、人当たりが柔らかく、
女性を尊重する空気や姿勢が当たり前のように流れています。
建設的に意見を交わせる仲間と音を重ねられることに、毎回感謝しています。

私とどこか似ているスタイルを持っていそうな人が良いなと願ってはいたんですが、1回目のリハで知ったには、
ヒロキ兄さん、タカギ、エーサクさんが、
全員『山羊座のB型』だったということです。
真面目でキチキチ※ケチケチともいう?
でも、自由奔放で好奇心旺盛なB。
何気なく雑談で「来月はね、もうじき誕生日なんですよ~」と話していたとき、エーサクさんが
「僕ももうじき誕生日なんですよ。」と。
そしてヒロキ兄さんも、
「僕ももうじき誕生日で」と。
「あれ?」
「えっ?」と、その場で発覚しました。
マッサさんは『みずがめ座のA型』。
ちょうど山羊座の次の星座です。
少女時代に雑誌『マイバースディ』を読み漁って独学で研究した占い師タカギによると、
次の星座というのは、手前の星座の悪いところを改善した人。
うまいことマッサさんが、3人分の悪いところを仕切り直してくれる役回りなのかなと推測しました。
でも、私がこのメンバーと組みたかった理由は、それだけではありません。
人の上に自分の価値を置かない人。
自分を誇示するために、誰かを下げない人。
文句や愚痴に流されるのではなく、自分のプレーや在り方に目を向けられる人。
そうでないと、バンドの構造を違えていってしまうからです。
〇ベースには出会って半年ほどのエーサク兄さん
エーサクさんは、昨年にAORの集いでご一緒してまだまだ新しい間柄ですが、初めてお会いしたときも次のときも、なんとなく私に注目していてくれているのが分かりました。さりげなく、ごく自然に。圧にならないように、でもちゃんと。
なので、ある回が終わり、去り際の挨拶のあと、「ちょっと座って話しましょうよ」とお誘いして、そのとき話していた人たちの輪に入ってもらい、しばらくお話ししました。
それからも色々お気遣い頂いて、そのどれもこちらに負担のないように先回りして考え抜かれている…ように受け取りました。あるいは、私の活動やバンド全体のことを考えて立ち回ってくれている。
同じ山羊座B型でも、エーサクさんには
知性に裏打ちされた優しさを感じます。
外出先から皆さまから頂いた写真を転送したとき、Wi-Fiの不具合で1枚ずつ送られてしまったものを、Googleドライブにまとめてくれたり、リハや本番の録画、YouTubeへの限定公開、反省会の司会進行役、『燃やしてけ!!』のデモ編集など、私が届かないところを自然にフォローしてくださり、感謝しかありません。
○ドラムには、マッサさん。
JAZZドラマーでウッドベースも弾きます。
山羊座だらけの中で一人アウェイ。巻き込んでいないか時々気にかけています。
数年前にご一緒したとき、曲のノリについて鋭い質問を投げかけてくれたこともあり、危ういながら崩壊せずに済みました。
私の意図と、他メンバーとの板挟みになりながらも全体を見てくれている存在。
ぶつかるようで拮抗し、崩れそうで崩れない、そんなバランスの中で最後までプレイしてくれました。
必要なことを取り入れる余裕があり、余計な棘には飲まれない。
その軽やかさが、マッサさんの強さだと感じています。
○ヒロキ兄さんは、ある集まりでお会いして、急遽Smellsを歌ったあとに「いつかまたご一緒しましょう」と約束してから3年。やっと今だと思ってお声掛けしました。
スタジオ予約や方向性の調整も担ってくださり、忙しい中引き受けてくれたことに感謝しています。
同じ山羊座B型でも、
構造を見ながら必要なことをフォローしてくれる人。
ステージでは圧倒的にカッコよく、ギターソロで空気を変え、どのバンドでも要となるサウンドを届けてくれます。
食べるものに困らず、雨風をしのげる場所があり、ある程度自分のやりたいことを実現したあと、次に向かうのは身近な人のサポートなのかもしれません。
自分だけが楽しいのではつまらないし、独りよがりになるよりも、
“自分がやりたいこと”と“求められること”が重なるほうがいい。
だからこそ、
たまにはみんなのやりたいことも叶えたい。
そういうバンドでありたいと思っています。
――――――――――
自分の反省は挙げだしたらキリがないんですが、分かりやすいところで言えば、私は新ユニットで登場するときについつい自分の名前や主人の名前を紹介するのを忘れやすく、今回も飛んでいました。
FUMIEについては、前情報を出しすぎるとハードルが上がるし、何も知らずに観たらドッヒャー💦と引くかもしれない。そのバランスを探りながら言葉を選んでいました。
ロックの殿堂には、マーヴィン・ゲイ、ボブ・マーリー、RUN DMC、マイルス・デイビス、アレサ・フランクリンなどが並んでいます。
ROCKとは単なるジャンルではなく、
ブルースやジャズ、ソウルやR&Bから続く反骨や抵抗のスピリット、そして独創性。
要は、前例に倣うのではなく、自分で立つこと。
そのひとつの成果が、29日のあれでした。
個人的な採点は41点。
でも気持ち的にはほとんど100点。
時間のない中、日々のことで集中力が削がれても、
やれることをやれるだけ。
ありがたいことに「またFUMIEで来てね」と声をいただき、次は11月。
普段はJAZZやFUNK、SOUL、ゴスペルを歌っていますが、
踏み絵ではその中にある“ROCKの芯”を引き出しています。
既存の枠組みに違和感を持ち、自分なりに形を変えていく。
それが、私にとってのROCK。
それをROCKと呼ばずに、なんと呼ぶのでしょう。




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