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執筆者の写真Keiori Takagi

Gospel



今月から新しく仲間に入れてもらうことになりました、The Angelic Voiceのみなさん。20名くらいで活動してはります。実際は何名か、ちょっとまだ分かりません。近所の公民館まで見学に行って、1グループ目で入ることに決めました。いくつかこだわったことがあって、それらをほぼ全て持ち合わせていたんです。たとえば、

・多様性

女性だけ…は、偏りがあると考えたからです。若い人、男性も、いろんな方がいます。歌ってなんでしょうね。商業的に成功することが目的ではないので、うまい例えが見つからずこれになって申し訳ないことですが、Fatboy SlimのPV『Praise You』みたいにいろんな人がいることが望ましかったのです。

コレね。久しぶりに観たら踊りすっごいね・・・私たちはもっとお上品ですよ~。↓


・日本人らしさ

普通にしてて、無理なく起こってくるノリの誠実さ。上辺だけ欧米のFeelingを取り入れるのは、私にとってfakeに映ります。ん~これは私だけでなくみんな一瞬で聞き分けてる、人間に備え持った感覚。物事を見分けたり、見破る能力が作用してるから。その魂やルーツにそぐわない服を着ても、違和感を隠せないのと同じでしょう。

・1音の情熱

HeartとSoulをもってして、初めて成立するのが音楽。そこを偽らない、偽っちゃいけない。みなさんゆる~くやっているようで、歌うことに譲れない気持ちがある。等身大の熱さって、実はシンプルにすごい。上手い下手は関係ない。1音1音の祈りが、伝わりやすいのでは?と思いました。

・柔軟さ

私みたいな変な客を受け容れてくれたこと。戸惑いはあったかもしれませんが、即戦力として頼りにしてくれました。それがすごく嬉しかったです。そして、単純に歌をよく聞いてくれたような気がしました。容姿や美貌のなさ、お金や人脈で判断されなかった。営利目的ではないし、ゴスペル自体がオープンなものなので『~でなければいけない』のような堅さがない。いろんな人がいるから、全体としては個性を尊重し、アットホームでおおらか。

・テクニックにおぼれない

これはちゃんとできていないから自戒を込めて反省の意味合いなんですが、上手くやった感じに仕上げるのが一番あかん…というのは個人的には鉄板。小手先だけのテクでは本質がズッポリ抜け落ちるし、そういったperformanceをたくさん観てきました。上手く出来るようになることも、もちろんすごいことなんですが、どの世界にも上手い人はたくさんいます。問題はそこで、自分とどれだけ対話しているか、でしょう。

・中庸

間違ったことが曲がり通る感じがしなかった。これってスゴいことです。まさに、神さまに祝福されている人だらけ…だな。

・スター選手がいる

見学に行ったときに『郡山でJoyfulだけでも、助けて!』と言われ、『あ、いいですよ』と気軽に入ったんですが、後日お会いした先生がスゴい方で。なんも知らんと参加することにしたんですけど、Facebookなどで何人か繋がっていることが分かりました。まあ何よりHPに『TotoとJourneyのTribute Band』って書いてたのと、音源がRock調なのが私に合っているのかも…ということがデカい。

・信仰心はほどほどで

私は無宗教ですが、自分の中に神様はいます。常に。絶対。昔に聖書を旧も新も必要なとこは読んで、ほとんど忘れたけども、仏教やら、その他いろんな概念は共通している。私の神様はゆるやかなんです。ハレルヤー!捧げますー!なんて言いすぎなくても伝わりますから。と、ちょっと控えめな関係なんで、ゴリゴリのクリスチャン的アプローチではないところを探していました。

・いろいろ書いたけど、みなさんのファンになったということです。歌っているみなさんを観て、みなさんの人間味というか、そういうのが大好きになりました。これにつきます。入ってきたばかりの私に、頼んだでー、もう一生懸命、ついていくからねーーー!と言ってくれたり。正しい形で、自分と自分の歌を必要としてくれるなら、私は思うままにやるだけですわ。



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