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『二毛作』

10月7日
読了時間: 6分

アフターコロナから始まった、 あえて、自粛を止めてガチャガチャと、

音楽してみようの試み。 『自粛はもうえぇ。 逆にドンドン、賑やかしてみようかな』 という私自身の心の動きから始まって、 ライヴ活動は本格化したようです。 自粛な世の中は仕方がなかった、 でも我々は生きているのだから。 どんな時代でも娯楽というものは必要やし... 第二次世界大戦の時だって、 海外のミュージシャンたちは場末のお店や 個人宅に集まってみんなで音合わせをしたり、 日本でも、はなれの地下に作った防空壕の中で、 コッソリ蓄音機で敵性音楽であるジャズを聞いていたと聞きます。


個人的には若い時から音楽活動をしていたわけではないので、 見ためや年齢とはウラハラに「初めてづくし」。 試行錯誤しながらも、 ほんの数年の間に濃くて、 貴重な経験を重ねていきました。


そしてここ数年の活動を振り返り、 今年から、ひそかに試みていること。

音楽活動のTUBE化、あるいは広瀬香美化です。

……と言っても、夏だけ歌うとか冬だけ歌うとか、 そういう話ではなく(笑)。

いろんな人やお店の方にお世話になって音楽活動を続けていると、ライブにセッションに、諸々のイベントを「その日空いてます」、「みんな、ご都合いかがですか?参加しましょうか」と調整していくことがあります。

お誘いをいただけば嬉しいし、面白そう!ぜひ✨と心からやりたくなる。

そうして気づけば、「毎年この時期はこのイベントだなぁ」と。 参加する・しないは別にして、お店ごとの年間カレンダーがある程度分かるようになってきました。 毎年1月前半は地域のイベント、 2~3月はお世話になっているお店の周年祭。 4月末~5月初めはGWのどこかで、 高槻ジャズストや他の何かが2つか3つ入り、 5~6月はムジークフェストなら期間中のため、 何かが企画されやすい。 7月前半くらいまではギリギリ、 暑い中ライヴの予定が入ることがある。 (7月半ば辺り~8月下旬までは、

セッション系のイベントに顔を出すことが多い。) 9月は後半からは芸術の秋とばかりに、

11月までコンスタントに(2週間毎ごと?)、 なにかしら入りがち。 というのも11月辺りからゴスペル関係が、 12月のクリスマスまで入っていくことが多い。


大みそかは某所でオールナイトイベントのセッション。 そして新春の地域のイベントへ続きます。

ここ数年の間に定期的に、 一年中ずーっと何かに関わってきました。



同じようなルーティーンを数年経験しながら、

最近は、段々と、

一年中、同じペースで活動せんでもええんちゃう?

と思うようになりました。



🎵夏と冬は、自分から入れない


そこで今年から、

7〜8月の暑い時期は、自分からライブの予定を入れない。

そして、

1月中旬〜3月半ばの寒い時期も、自分からライブの予定を入れない。

ということを試しています。


田畑、土いじりと似ています。

春になったら動き出して、初夏くらいまで活動する。

真夏はいったん休耕。

秋になったら、またライブやイベントをやる。

そして真冬になったら、また休耕。

いわば、

イベントを二毛作で考えている。

これなら一年中ずっとアクセルを踏み続けなくていいし、暑さ寒さが極端な時期はインプットに重きを置く。 そして動く時期には「さて、何やろうかな」と元気に考えられる。

個人的な生活のバイオリズムともなかなか相性が良く、放っておいてもその気配はありました。 今年からは努めて、インプットとアウトプットの期間を設けようと試みました。


🎵……と思ったら、意外と他の用務がやってくる。


ところが。

これが半分成功して、半分成功していないわけです。


自分からは能動的に入れていないはずだ。

そこはちゃんと守れている。

なのに、8月の終わり頃に予定が入ったり、先の2月にもすでに予定が入ったりする。

音楽活動というものは不思議なもので、

畑を休ませているはずなのに、ご縁の種(タネ)が芽吹いて。 ニョキニョキと育っていくことがあります。


とてもありがたい話です。

なので最近は、

「夏と冬は何もしない」

ではなく、

「夏と冬は、自分から増やさない」

ということなんだろうな、と思っています。

向こうからやってきた面白いお話まで、季節を理由に全部断る必要もない。

その時の体力や状況と相談して、やりたければやればいい。

🎵12月は、ちょっと違う

そして、もう一つ。

本当を言えば、12月も自分のライブをあまり入れたくないと思いがち、です。

これは冬眠というより、

12月って、放っておいてもイベントが目白押し。

クリスマスに向けたライブがあって、 ゴスペルがあって、 所属している集まりごとの忘年会があって、 あっちでもこっちでも誰かが演奏している。

私自身も、ゴスペルクワイアに所属していた時期にはクリスマスの出演がありましたし、大将バンドなど、所属しているところから予定が入ることもあります。

そうなると、

自分でイベントを作らなくても、勝手に音楽に溢れている✨

個人的な希望として12月くらい、

他の人のライブを観に行きたい(笑)。

自分が出演者になって、曲を決めて、 リハをして、告知をして、お客様に声を掛けて……

ではなく。

「何を観に行こうかな」

と客席側で音楽を楽しみたい。

そういう季節があってもいい。

🎵「休む」ではなく、「作らない」

というわけで、 タカギカオリワークスの年間営業方針は、 自然なバイオリズムによってだいたい決まってきました。

春〜初夏、そして秋〜初冬。

ここを主な活動時期にする。

7〜8月と、1月中旬〜3月半ばはお休み期間。 この時期にアウトプットをインプットに変えていたほうがいい。 次の活動への種まき、芽が出るまでの時期です。

12月は少し特殊で、

「自分で何かを企てるより、他の人が楽しませてくれる音を聴きに行きたい」。

もちろん、所属しているバンドのライブや、お誘いいただいた面白そうな企画まで全部お休みというわけではなく、

休業ではない。

ただ、

自分から予定を増やさない。


音楽活動って、たくさんライブをすることだけが「活動している」ということではないと思っているし、普段から本番があってもなくても、身近な人と音を重ねておきたいのです。 JAZZやボサノヴァならばJAZZ系のセッションに参加して、

FUNKやSOULなどであればFUNKやグルーヴ系の集まりにお邪魔するかもしれない。

人の演奏を聴いたり、琴線に触れた曲を掘り下げたり、体に馴染ませたり、誰かと音を合わせたり、いっそ...何もしなかったり。 何もしないのも本当に大事。 ボーっとするときにはボーっとする。 音楽から離れて、家の中で衣替えや、庭の手入れなどして、 映画を観て、本を読んで。

そういう時間を通って、また次の季節に畑を耕していく。

一年中収穫しようとせず、

イベントも二毛作くらいが丁度いい。

……しかしながら、 休耕中の畑から勝手にイベントの種がこぼれて、芽が出て育っていくことについては、今後の研究課題としましょう(^-^; まだジャズセッションという存在を知って、11年ほど。 なにか1~2曲、ゲストで歌いに来て~とか、 知り合いのツテでフェスなどで「4~5曲歌いに来て~」という話はちょこちょこ、ありがたいことにお引き受けしながら、 コロナの前後は2年間、学業に専念したり。 コロナの自粛が1年になってしまいそうなときに 「みんなが自粛モードでもあえて色々仕掛けに行こう…」と思い立って、 そこから4年のあいだに、 年間のスケジュールが大体つかめるようになってきました。 なんでもかんでも引き受けるのではなく、体調や前後のスケジュールによって無理のない範囲で、引き続き取り組んでいけたらと願っています。

 
 
 

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