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お庭作りのコンセプト

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

初歩的な考えの第1レイヤーでは『何が育つかな?なんでも植えてみよう。植物について学ぼう。』、うん、原始的な、幼い願いを叶えようとするレイヤー。

せっかくなので珍しいお花だったり、スーパーの野菜コーナーでは並ばない品種や、すぐ傷むから流通させにくい野菜や果物を育てたいです。

メジャーどころのイチジク(ドーフィン)を植えたにせよ、熟しきってからももぎ取って食べるのがいいなぁ。


第2には次から次に楽しみが待っているように、『今だけではなく四季折々、草木が移ろいゆく癒しの空間に。』

木本を植えようとすると、10年よりもっと先の姿を考えて配置しないとまずいし。夏ばっかりにぎやかで冬は全部枯れて落葉してなーんもないのは寒々しいかも。


第3には『食べたりお茶にしたり、見た目を愛でる以外にも食用、薬用、嗜好品としての利用価値がどれだけあるか。』です。

何が起こるか分からない世の中、ここをかすっておかないと何のための庭、何のために大事な時間を朝晩使っているのか。


観賞用以外にもいろんな風に使える草木は、困っている人がいたら、その時が来たらお分けすることができるように。


先々代の家主が植えた、小さい実の沢山生る縁起担ぎの木(クロガネモチ、南天、万両、千両、柊木、槇とか…)はそのまま残しつつ、でも沢山生っても食べられないなら意味もなく、リアルに役立つ植物以外は...もうぶっちゃけ要らないから、あまり植えるスペースはないなぁ。


鍋料理やフライパン調理中にちょっとヤケドしたら、すぐ庭に出てアロエをちぎって中の汁を患部に塗りたくる...それで丸く収まるのだから。


第3を含んでいないのは風船カズラと、コー〇ンやカ〇ンズの園芸コーナーで激安で売られていたお花たちだけ。雑草だって、利用価値があるかどうかで引っこ抜いたり、そのままにしておいたり。


うちの母が「買ってきたで~」と頼んだ覚えがないのにプレゼントされた赤いハイビスカス、なぜ私がハイビスカス好きみたいなキャラ設定になっているのか。


小中高~20代前半をTHE BOOM好きとして過ごしていたから ?アルバムが出るたびに、フェスがあるたびにLIVEに追っかけていってたから?


その影響で夏は沖縄音楽を部屋で大音量でかけていたから?うちの母との慢性的なコミュニケーション不足のせいで困惑した謎のハイビスカスも、食べれます。お茶にも。第3をクリアしていました。


地植えにしてもそないに大きくならないのに、1つ咲いたらまた次に大きな花が咲いて、赤がバキッと、むちゃくちゃ元気をもらえることが分かりました。

違う色のも植えようかな。

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