その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
旧パラダイムが支配的なときにも、矛盾があったり解決できない例外的な問題がある場合。説明できないことがあることについて、「た?」ってシンプル―に気づいたことを述べてみる。述べるだけでなく行動していこうとするけど、君に一体なにが分かるのだと話にも混ぜてもらえない。ただの異端扱いをされて、居なかったことにされてしまう。
でも異端とされるほうの認識のほうが、捉え方が自然で、最適だとされる事例が増えていく。そうした降り積もりの果てに、新パラダイムを支持、応援する人が増えていき、みんなの共通の認識とされていき、新しいほうがスタンダードな考え方となっていく。
知識や情報だけ膨大にあったって、全体を見渡せていないことが多い。
また、全体を見渡せていないのにも関わらず、あなたはなにもわかっちゃいないよと人の話を聞かないから、全体主義的に間違った方向にばかり傾いていく集まりもある。
今のコロナ禍だって同じ。全体的に間違った方向に誘導したい人、その方が都合がいい人、お金が儲かる人なんかが、テレビやメディアなどを巧みに使って、人々が真実を手に入れることを難しくしている。
細かいことはさておき、パッと全体を見て矛盾に気づいて、それっておかしくないですか?って言う人が増えていったらいいのに。100人の中で1人ってわけじゃなくて、もっと沢山「ちょい待て」「おかしくない?」って言っているけれど、目につかないようにされている。
野田さんは昔からパラダイムシフトの起点に居るような印象。結果的に他の人の手柄になっていたのしても、踏みとどまって考えて、行動も伴って、気の強い印象や、賛否両論あっても、ずーっと筋は通っているのでは。
個人的に、パラダイムシフトという台風があるなら、その「目」になっているような気持ちになる瞬間がある。
例えば歌ならば、つい最近印象的なことがあった。先日ある方にお会いして、おそらく日本で一番歌が上手いんじゃないかなっていう歌い手さんについての情報を聞かせてもらった。
そうなんだーと、時間があるときにその方が歌っている動画をいくつか観た。で、上手い。うん、上手い。すごい。すごい…んだ。
けど…苦手な歌い方…でもあった。好みの問題とかいろいろあるんだけど、日本人の、特にジャズボーカルと呼ばれる方は一定の声質、歌い方を伝統のように支持しているように思えるのだ。いや、その道のエライさんでさえ全体を見渡せないまま、答えが見えていないのに歌の人に指示しているのかも。
私は普段からいろんな国に住む人の歌をよく聞いている。日本だけ、どうしてこんなことになるんだろうなって何度か考えたことがあった。
シンプルに、日本で名の知れたJazzの人はこういう歌い方が主流だ!みたいなセオリーがあるのだろうなと理解した。でも、それは世界基準ではないのだ。あくまで狭義の。テストの点数でいうなら、丸ではないけどバツでもない。三角△的な。
私がいつも元気をもらってる丸、それも、二重丸◎なやり方で、理解されるのにとんでもなく時間がかかっても、死んだ後にも理解されなくても。知っていることをやり続けよう。
理解されるためにやってるんじゃないから。ただ、それはそのまま、在るってだけだから。
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