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人のPC、使い方のクセ

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

更新日:2020年1月2日

自宅ではデスクトップとノートの2台ある。たまにカバーを開けてHDを載せ替えたりする。職場でも2~3台は使っていて、処理能力の速さからいくつかを順番に使って印刷やデータの取り込み、打ち込みをすることが多い。今の関係の職場で働き始めたとき、一緒の勤務開始日の人と連絡先をやり取りしていた。47人ほど雇われて持ち場につき散り散りになり、噂によれば庶務ではなくPC操作面での仕事をダイレクトに求められた人は私くらいだった。


何か手に職をつけなければと若い頃にPCインストラクター養成講座を受けた。人間関係が煩わしく、その点機械は裏切らない。こまごました派遣の仕事を転々とした後、Sharpの子会社でプリンタのドライバが正常に機能しているかを確かめたりしていた。バグを英語で中国の技術者に報告したり、Windowsの認証を得るいくつかのテストをクリアさせたり(WHQL)、その技術を通訳してインドの方に本国へ持って帰ってもらったり。そのほかには中古車販売店の支店ごとの在庫や金融機関の顧客データを一人で管理したり。20代はパソコン周りの仕事をしていることが多い。接客の仕事もたまにはしていたが、あくまでPC操作的なニーズのほうがメイン。


めったに帰らない実家にお正月に帰ると、必ずトラブっている。今年はHDが死にかけていた。しかもC。パーティションを分けたはずのFドライブを読み込んでいない。妹に状況をきいたところ初期には『iTunesから星野源さんのPOP VIRUSのCDが焼けない。』という質問だった。何度も試すがDVDドライブを認識していない=外付け買ったら?ってことで元旦からJoshinへGo。帰ってきて説明書どおりにつなぐ妹。しかし添付のCDに入ってるソフトウェアのインストールができない。途中で固まってしまう。気にはなっていたがデータはパンパン。もしかしてと他ドライブに移動して退避させようにもコピー速度が異様に遅い。


4GBのデータを70~120時間かけて移動する予定らしい。そりゃもちろんCドライブが終わっていってるからじゃないの?ってなぜこうなってしまうまで放っておくのか…。しかし外付けDVDドライブを買いに行っておいて良かった。Windows Media PlayerからPOP VIRUSをCDに書き込むことには成功している。求められたことはCDのダビングなので、それは成し遂げたわけです。ただ、Cが死にかかっていることを何とかしなければと躍起になる、なんのこっちゃかなお正月となってしまった。


PCにも人格が宿っているように思う。使い方は所有者である主に任されて、何を大事に生きてるのかうかがい知ることができる。どの程度の不具合なら許されるか、どういうところに処理速度の速さを求めるか、どんなデータがたまっているか。ある分野の中だけに限定すると、機械のほうが愛せそうな気がする。不安定なとこも含め。人間よりよっぽどかしこい、ネチネチぜんし、あっさりしてて気が合うな…とすら思う。


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