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執筆者の写真Keiori Takagi

天保山ゴスフェス、全体の雑感

更新日:2020年1月2日

天保山ゴスフェス。ハレの日vocalの、類が友を呼び前向きな気持ちになった日。誰にも気を遣わない為、辛口で個人的な感想を残す。。。


私たちはひと味違うわよ?とプライドを持ってやっているとこはテンポが早い。若さゆえ伝えたいことが伝わるよりも次々繰り出される表現に圧倒され、高校時代の運動会や文化祭を思い出す。随所に海外ドラマの影響が。(私も好き✨)


曲はRejoiceが人気で何組か重複。白人的でUSJで流れてそう。私は黒人由来のが好きだから…So-soソング。多幸感に溢れ、喜びがミルフィーユ状態な曲だから人気なのは分かる。


私たちの手前は男性1女性2、普通に歌える美男美女に迫力vocalを入れて。だいたい少人数のとこは自信あるねん、と先輩。確かに。迫力vocalさんは他のグループもいて音圧を握っている。私は“1人で7人分”と揶揄されるからこれにあたる。


Seasons Of Loveを歌った人たち、ソロを低めで逃がしたから肩透かし。いや悪くはない、むしろまとまっていて良かった。でも映画『蒲田行進曲』で銀ちゃんが階段から落ちない…とか、アナ雪でエルサが階段を上っているところを想像力でカバーとなると…全体的に小さくまとまっちゃったな。


最後のSpecial Guest、サブリナさん。Gaga様、EarthのSeptemberなどを一人オケで歌う。元も子もないが、歌がしっかりしてたら生演奏は必要ない。特にGospelは歌の団体競技みたいな側面があり、体操やシンクロ、ダンスチームで生伴奏だと気が違うとこにいってしまい統率が乱れる。生がいいってのはあくまでサービス提供者側の都合だ。


Gaga様やJenifferのAnd I am telling you…は楽曲的にもキメキメやから伴奏頼みにくい。キマっているからこそ、合図とかエンディングを間違いそうになったりという“ヒヤリハット”は起こらず、パフォーマンスに集中出来る。もちろん、カラオケ音源でカラオケ以上の見せ場を作れる『キャラを持っている歌い手』であることが条件。


思い出したのは日本人が海外で冷ややかに見られている、ファッションセンスの話。音楽にも共通しているところがある。全部とは言わないが、自分がない人ほどブランドものを身につけて、なんだろう…根拠のない持ち方をするから知性が感じられないことになっていることにも気づけていない。音楽でも似た事例に遭遇する。お上品ぶっていながら全く気品を感じない…私が苦手な音だ。これはまた別の機会に。


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