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執筆者の写真Keiori Takagi

嫉妬と、劣等感と。

更新日:2021年4月27日

回顧録。

邪魔をしたり嫉妬した覚えはないのに、

「よく思っていないでしょ?」

と言われたことがある。

まったく身に覚えのないことで正直驚いた。

逆に、「あなたは、よく思っていないんでしょ?」

新しい束縛かなにか?と思っていたくらいだ。


私の場合は全部を言わせずに悟って、がっつり相手に向き合った。


しかし、1テンポ、2テンポも遅れて、

自分だけが被害被ったかのように言い出したときに、


あ!そっか、嫉妬されてる。


と思った。


しかも、

劣等感がハンパない💦


今までにも何度か起こった、人生のイベントの一つになってきた。


自分が次の段階へステップアップしていくときに、身近な人が邪魔をしてくることがある。

男女問わず、それまで楽しく過ごしてきたのに、妙にトゲトゲしくなったり、喧嘩を売ってきたり。


なんかおかしいなぁと思ったら、劣等感という負の感情に囚われておかしくなってしまったのだなぁと、悲しいけれど状況を受け止めることにしている。


振り返れば、テストのたびにテスト勉強に使うべき時間を消費していた。その人のために。最小限にしたくても「お勉強が大事だから。いいですよ。」とか言いながら、その実「自分か勉強か選んで。」みたいな圧力。


「いや、天秤にかけたわけじゃないよ、あなたが大事。」

と最大限お相手に譲歩するのを繰り返した。すごく、しんどかった。


良い形で就職が決まった時も、「あ、すごいすごい」と言いながら一歩気持ちが引いてしまっているのを感じて…なんだろ、このモヤモヤ、と思っていたらあるときに自分にはどうにもできないと悟り、縁を切ろうという流れに至ったのだ。


12月は卒業にかかる大事なテストが2つあった。本当に私のことを大事に思ってくれているのならば、トラブルを起こすような言動をとるだろうか。将来のことを考えているならば。


僕のことをちゃんと見ていない人は、テストで悪い点でも取っといたらいいとばかりの、シンプルな嫌がらせと受け取れる。しかし劣等感や嫉妬と向き合うべきは、本人の内面である。矛先を自分以外の人に向けるのは間違っている。


縁が切れるような決定的な話ではなくても、ちょっとは痩せなくては…と言っているのに、たくさん食べさせるほうに、太らせるほうへと誘導する。私が困るのを、自己判断でしょ?って、邪魔して楽しんでるの?と何度か尋ねたこともあった。


愛情があったし、そのときはまさかねと問い詰めすぎることはなかったけれど、

一方では応援、

一方では邪魔。

この2択ばかりだった。


なにかを成功させようとしたり、自分のキャリア形成でステップアップになることがイヤでしかたなくて…そんな気持ちに本人自身も気づいていないことがある。ほぼ無意識的に嫌味を言ってきたり、いままでとは全く違う反応をされる。

 

そっか!今までは仲良く過ごしてきたけれど、もう終わりなんだね…。


その人とのそれまでは良かった。でももう、嫉妬や劣等感にまみれてしまった瞬間から、私たちは歩む道が別々になっているんだなと、悲しいけれどそういうサインを受け取ることがある。


住むレイヤーが違ってしまうサインだとも言える。

勉強すると少しずつ賢くなる。少しずつ賢くなると、お付き合いする人も変わっていくものだ。地元にずっと住んで、昔からの仲間と過ごしている人もいるが、私は何かを知るたびに新しいことが知りたくなり、どんどん別のところに移っていく。


寂しい別れを経験したけれど、それは乗り越えるべきことで、40過ぎまで生きてると今までに類似のことが、一方的な別れによって悲しむことが幾度とあった。


無理に嫉妬されないようにしても状況がもっと悪くなるばかりで、結局手放さなければいけなくなる。そういうものだ。


私の形を変えないように、ステップアップしないようにと、状況を捻じ曲げられるのは本筋ではないし、手放したら手放したで、新たな出会いが用意されている。だから、状況を受け止めるのが最善なのだ。


次のステップに向かうとき、順風満帆な人を邪魔するのはいかにもな悪人ではない。

いつも身近にいる、どちらかといえば優しい人だ。


悲しいけれどどちらも傷ついてはいけない、避けられない別れだ。

だから今までありがとう。仲良くしてくれて、ありがとう。

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