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干支の活学より。2024年『甲辰の年』には

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

干支の活学より。


「甲」は鎧、鱗。草木の芽が殻を破って頭を少し出した状態を表し、人の世に置き換えてみると、『旧体制が廃れ、革新の動きが芽吹き始める。何事もなあなあにせず、しきたりやその道の当たり前、セオリー、偏見、重圧などを打ち破って、革新の歩を進めていく人に運命は味方する』と読めます。



「辰」は龍、干支の中でも唯一空想上の生き物。見方は数あれど、比較の話から入れば寅⇒卯ときて辰は非常に陽気で活動力が盛んな年回り。『今まで紆余曲折あってひっそりと内に秘されたいた活動エネルギーのかたまりが、満を持して外に出て、行動を開始する』というのをよく見る1年となりそうです。



ということは2024年『甲辰の年』は、今まで10~20年、ひどいときには30年~それ以上の単位で当たり前のように、もはや人々の間でなーんに考えずともA=Bなのよとされてきたものが、全然通じなくなってしまうかもしれません。絶対的といえる権力を持っている人が身を持ち崩したり。



普段からしっかり自分の頭で考えて、変化に柔軟な人、感性豊かな人は持ち前のキャラ立ち万歳でフューチャーされやすく、お上がそう言うから~とか、周りの人もそうやってきたから~と妄信的に従っていると益々詰みそうです。非常に独特と言われようが自分なりの答えを見つけ出せる人に有利かも。



「甲辰」って平家物語みたいだな。今までは絶対的な権力に従うしかなくて、そういうものなのよと味方になってくれる人もいなくて。理不尽に泣き寝入り、言いたいように言われっぱなしで。どちらかというと本心を隠して、陰に隠れて慎ましやかにしていた人にどんでん返しがあるのかな。



それですらトータルで見ると諸行無常の1サイクルの中にあるでしょうけどね。私としては面白い1年、こういうのが3年ほど続く激動の中です。ムリやムダを避けて軽やかに生きていきたいな。元は古い中国の書物だけど、侮れないから今に伝わるわけで。なにかの助けになればと思います。




 
 
 

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