雑貨屋さんでは、どうやって作ったんやろ?と好奇心を刺激される、1番には自分で作るならこんな風にするのになぁ…と考えながら。
材料費だけで安く、しかも簡単に作れたら嬉しいけれど、あまりに時間がかかりそうだったり作業が繊細な場合は、買ったほうが早い?と自分に問いかけながら。
先日は通りすがりに私より少し上の世代の女性2人で出店されていました。
「この猫の絵、私が描いたんですよ。カワイイでしょ?
あ、そのネックレス、軽いでしょ?
中身プラスチックで出来てるから肩が凝らないし🎵
プラスチックの上からカワイイ柄のキッチンペーパーを専用の糊で塗りつけて。
2700円。高い💧
よくタグを見ると、どこにでもある素材で、大体なんでも2000円超え。
雑談も、自分たち手作りのアートを世に出している割にはなんか、内容が薄いというか。深みがない。
お嬢さん育ちなんだろうか。いや、根性はありそう。色々営業トークを聞いたけど、しまいには、
「誰も何も買ってくれないから落ち込んできて…。何か買ってください。」
みたいなことを言われ。
正直猫のマグネットは、私が描いた方が味があって、面白いんちゃうかなとビジョンが見えてしまう。(自分が描いたであろう完成品が見える。)
お店に並んでいるどの商品の説明を聞いても、私だったらもう少しヒネりが効いた感じにするだろうなぁと予測。
なにより、自分で作ったほうが愛着がわくし。
そう思った物をお金を払って買うかというと、そんなことはなく💦
どわーっと説明を受けましたが何も買わずに帰りました。
どうしても忙しくて作れない、だから大量に作ってあるものを購入することはあるけれども。
雑貨以外にも、自分で作れそうなものはそれらの材料費プラス労力、繊細な技術や専門性の高さ、希少価値とかあるだろうし。
その上で値段が妥当かで検討するもので。これってお料理にも言えてる。自分で作ったほうが美味しいなら作るだろうし。
音楽にも共通する基準かも。自分と選曲が似てそうなLIVEに行くかどうか。行くならばどんなメンバーなのか。リハや音合わせにかけた時間、回数。
演奏や歌唱の技術、人気ですぐ席が埋まる、日本にはなかなか来てくれないので観に行く価値がある…とか。
先日別のお店でGetしたチェコビーズのピアスは輝きが素敵で。チェコビーズなのに1200円が1000円、最後には300円に値下げして。
安く譲ってもらえるというお得感で若い子が集まり。あ、売り切れる💦と割とすぐ購入に繋がりました。
かたや、旦那さんがいて子供は大きくなり手を離れ。空いた時間に大好きな手作りで…バザーに出してみました~とか、
結構あるあるな話だけど、あの日お会いした人たちは話をしていてバブリーな感じが否めない。なんだろ…こういうことの辛酸は舐めていない。
私はバブルがはじけてから就職組なんで、氷河期でした。バブルとは無縁で。大変なのが当たり前で。
あと、あの時代に流行ったブルセラみたいと共通点も。女子高生が履いた下着を売買するみたいな。
たいして労力なく若さによる美貌を切り売りするみたいな。1日パンツ履いて業者に渡すだけで小遣い稼ぎになった。
カワイイ子が頑張って作ったから、出来映えは置いといて買って応援してあげよう…っていうのもあるけども。
マリリンモンローだって若さと美貌以外で評価されたかっただろうし、そこも含みだしたらいろんな本質をぼやかしてしまう。
生まれながらの美貌、持たされた才能、親や育った環境ガチャ、若いってだけで別のところで価値があることとか、
そういうのと違うところで勝負するならば、人一倍努力したり、地味な作業の連続で。
何もしなければ日々衰えるだけで。常日頃からより良いものを作る工夫を怠らず、精進してなんぼなのに。
「なんでもいいからお情けで買って~」なんて言えちゃうんだ。
ビックリした…。
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