事前説明では局所麻酔で「大体1時間」とのことだったけど、終わってみると1時間半は余裕で過ぎていたような😅
王寺近くに越してきて、かかりつけの歯医者を変えたのですが色々疑問がいっぱいになって。とうとうこの秋に入って香芝の外科も出来る新しそうな病院に行ってみました。
主人や地元の人の周りの評価はそんなに悪くないらしいから...どやろ?
次の予約取れるのが早いです。前に通っていた家の近所にあった富雄のクリニックでは2週間待ちがザラで。先生が優しくて丁寧なんで年々混んでいきました。
こちらに引っ越して近所にある歯医者さんは先生が60くらいで、頭が堅いの?ってくらい説明が通じない。歯の詰め物が取れたので新しく詰めてもらうとかみ合わせが悪くなったのか、尖ったところがあって。
寝ている間にサクッと舌の根っこのところが切れてしまうようになり、かみ合わせを見るより前にザラっと自分の歯まで削られて。それでも舌を切ってしまう。
再度「治っていないので」と相談に行くと近大奈良病院で診てもらってきてと。予約がいっぱいでさらに当日長時間並んで、「ガン化していたら恐いから、次までに塗り薬でマシにならなければ生検へ」と大層な話になってしまいました。
いやいやちゃうやん、切れとるだけやがな💦寝てる間に舌がグッと落ち込んで、起きてくるときに歯と歯の鋭利なところに入り込んだ部分が切れてしまうんですわな。睡眠中やからて、そりゃ分かるよと。
何をするにもお金と時間がかかる方向へ行くのね。。。再び近大に行く日に風邪で熱。そんなに悪さもしなかったので次の予定を取り損ねてしばらく放置していました。
そして香芝に、よく通る道沿いに。歯科口腔外科もしているクリニックがあったので相談に立ち寄りました。
レントゲンを撮ってみるとここ半年やそこらではここまで悪くならないでしょってくらいの虫歯が見つかり、手術することになりました。
途中、富雄のクリニックにセカンドオピニオンを求めに行こうか、今からでも香芝での治療がひと段落したら相談に行くことを考えています。
保険診療ではないやり方なのでお金がそれなりにかかってしまったのが悩ましいところですが、手術してみると、
途中に先生と歯科助手さんがやっていた工程の大変さとか、時間が沢山かかってスゴい精神力がいることが分かって本当に有難いことだなぁと。私は寝て、息して、血圧が上がりすぎないように気を配るだけで。
横を向いたりなどしているときに息がしにくくて大変でしたが、まあまあなんとかなりました。
今までの先生とはコミュニケーションを良くとって、治療に入っていたけれど、香芝の先生は歯科助手さんや歯科衛生士さんにカウンセリングをさせて、治療中のみ簡単な確認が入りながら進むような感じです。
手術中の会話を振り返っても、コミュニケーションの丁寧さとか患者に寄り添うことより、問題点を解決することに特化しているかも。
最初の挨拶から、すでに目が合わない、未だに一度たりとも合わない先生に大きな手術をしてもらうのはどうか?とそこも悩みましたが、結果的に腕がいい先生なことが分かりました。
音楽でも良くある話で、演奏技術が素晴らしいからって人の気持ちになって考えることやコミュニケーションは今一歩ということもあるし。
コミュニケーションの取り方が音楽であり、手術の手際の良さなのであれば、それはそれでとても有能だということです。
私と同じ年頃の、シュッとした男前な先生ですが、『多分俺が直接患者さんと会話しても、先生は冷たい言い方やな…とかなるしなぁ💦』と、
細かい聞き取りは若い女性の助手さんに任せておくというやり方がベストなんだろうなぁ。
最後の最後に樹脂でかぶせるところは、いつもなら助手さんがやってくれるのに、術後は先生がやってくれました。
この先生は余分な麻酔もしないし、無駄に樹脂を被せたりもしない。なのに上手です。はがれてこないもの。さすが!人のことはさておき歯のことはよく考え尽くされている。
終わったあとに、先生用の小さいテーブルに乗っている大きなPC画面に表示されている写真を見ながら、手術中のことを振り返り説明がありました。
樹脂を埋めてくれた後なので、私の右肩に先生の腕かな?体がぶつかっている状態です。
「なにか質問はないですか?」と、こちらの目も見ずに先生が聞くので、
目を合わせるのが本当に難しいんだなぁと理解し、でもあの、
「大変な手術やったと思います。スイマセンでした。本当にありがとうございました!」とお礼を言いました。
先生は笑って。「でもね、手術としては全て順調にいったんですよ!」と言ってくれたので、やっと、会話らしい会話で双方向に意思疎通が出来た瞬間でした。私はとても安心して帰ることが出来ました。
私が違和感を感じることが出来なかったから、頭の堅いお医者さんが見過ごしていたから、こんなことになるなら富雄のクリニックにまたお世話になっておくんだったなぁ等々、色々思うところはありますが、
他のところで何かが見過ごされたことに気付いて、大病院に飛ばすのではなく自分のところで面倒を診きった先生はプロフェッショナルだなと。
近所の歯医者さんは、うちで診れる最大限のことをしようと1~2カ月に1回歯科衛生士さんの健診を義務付けてきたり、歯にかぶせて眠る樹脂を作るのに力を入れていたり、やれることはやっていたけれど、
そのおもてなしとか予防医学的なことよりも、ちゃんと治療をやり切ってほしかった。香芝でレントゲンを撮ると、近所の歯医者さんがかぶせをしてくれた処置が甘く、
レントゲンにアカン影が映っていてやり直しになりそうです。「得意な先生と苦手な先生もいると思うので…」とは説明がありましたがひど過ぎる。
私にとってプロってのは、そういうことなんだと思います。
自分の治療しやすい歯の治療や予防医学的なカウンセリングだけはどんどんやっていく。⇒しかし別の人から「これはちゃんと出来ていない」と指摘されてしまう。
プロにもいろんなプロがいて、最新の医療知識や最新設備に明るいのか、古い知識のままでやっているのか。結局他のプロがやり直してくれることになることもある。
これではお金も時間もパァなのかも。正しい人に、正しく相談できれば話が早いけれど、そこへ至る今回のような経過も重要な学びとなっているので。今度から気を付けようと何事に対してもそう思います。
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