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生きている感覚

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

音楽の練習風景に例えると、譜面を3Dにして、自分は1曲の中で五線譜上を歩いているところを想像します。


”AのメロディからDのメロディまでいったら同じことを繰り返す”パターンだと、Dの終わりは先の見えない断崖絶壁で、Aへのワープポイントになっている。


そしてAに戻ったらまだDで…延々と繰り返し。


でもワープが要らなくなってくるとき。時間が勿体ないので、まあまあちゃんと演奏出来ているなと思ったら繰り返しはせず、一旦出来ることはやりきった、ここらへんにしてまたあとで取り組もう、しばらく寝かせよう...と、そこそこのところでエンディングにして。次に取り組むべき課題に着手する…


そんな具合にいろんな曲に移り気で、興味の対象が変わります。さすがにイベントに向けて調整したらビジネスライクに落ち着くし、そのときにはちゃんと向き合うことになるけれども。


My Oneという曲だけ例外で、それは、新しいお店、新しい人にお会いしたら選ぶことになっているから。



練習風景に戻り。


もう分かったからとリピートさせないでいると、時間が短縮出来てスピーディ。


昔は少ない範囲で行っていたことに選択の余地が出てきて、最近はあんなのからこんなのまで振り幅もかなりあって。


サイコロみたいな多面体。


1~2面だけで繋がっている間柄では混乱を招くのでちゃんと引き締めよう…。



落ち着きたいと望んでいるのに、今までの経験が思う存分発揮できそうなサバイバルや、サーカスの綱渡り中にこそ生きている感覚があるかもしれません。


予告編を観たらだいたい分かる映画とか、ストーリーの大事なところを登場人物が全部喋ってしまう日本のドラマ、食べなくても味が分かる大手スーパーのお惣菜、毎度同じ内容について話し合われる集まり、聴いてすぐに特徴を覚えてしまう曲...


安心や安定も、そうかも。この世にそんなものはないのだろうといつも思っているし、不安定とか不安要素を必ず含んでいるのが自然に見える。


ちょっと油断するとガッツリ失敗してしまうようなタイトなものや、これは、気をつけられる人にしか気をつけられないやつ…とか。


誰かと何かをするにしても、反射神経と反射神経がぶつかって創られるものとか。そういう瞬間の只中に居たいです。

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