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知らないことは何の罪でもないだろうに。

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

更新日:2023年5月29日

先日、JR奈良駅下のスーパーでレジに並んでいると、フラっと70過ぎの男性が横入りしてきました。


そないに急いでいないし、その方の買いたいものが沢山あるわけでもないし、そのまま並んでもらって。


すぐ横入りしたんちゃうかなって気づいて「えらいすいません💦」とお詫びしたんで、


「いえいえそないに急いでいないのでどうぞ。」と。そのまま並んでもらって。



レジが終わる頃には機械でお会計。「4番でお支払いください~。」と言われて払いに行くと、


先ほどの男性がお会計の機械前で、みるみるうちに、なんだろ、激高💦


払い方が分からないからキレていました。たしかに高齢の方には馴染みがないシステムかもしれない。


でももうちょっと、理解する努力をしてほしいというか、


係員の人を呼びつけて怒りをぶつけるより教えてもらえますか?とか少し謙虚になれたらいいのに。


初めてのことは誰だって初めてなんだから、教えるために係員の方がどこかに配置されているわけで。


知らないこと=悪いこと。

新しい技術=不満


というわけでもないでしょうに。



私も歳を取ると年々億劫になることはあるし、


あかんなぁと敢えてなにかを0からスタートさせてみて、全く何も持たない人に戻ってみたり。


ウカっとすると面倒ごとを避けて新しいことを何一つ始めず、


慣れ親しんだこと、慣れ親しんだ集まりで、


簡単に取りかかれること、すぐ出来るようになりそうなコトばかりのサイクルに陥りがちで。


でも、新しいことを学ばずに、昨日と同じことをただただ安寧に繰り返していくなんて退屈で退屈で。


そういう意味では飽きっぽい性格で良かったのかもしれない。


より困難なことに立ち向かうところも、頭の老化は防げそうな。


保守的になりすぎて限られた範囲で生きるなんて死んでいるも同然。私には難しい。



自分が生きてきた中で知り得たことなんて所詮たかが知れてるなぁ~と、


いつまで経っても1から勉強できるようであれたらなぁと思う。


歳を取ってもいろんなことに興味を持っていたい。その方が、きっと楽しいだろうし、


知ってることだけでマウントを繰り返す老害にはなりにくいだろうし。

 
 
 

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