大阪や奈良で音楽をしていると自然と話が持ち上がる
『高槻ジャズストリート』。
自バンドで音源審査に送ってみる? ?と年末から年始にかけて迷っていました。
①送るとしたら送ったメンバーで出演しないといけないこと、
②うちのバンドが(コーラスも含め)、自信満々で演奏できる楽曲って…と考えると、まだまだ弱いところが沢山ある
ということで、今回は見送って、来年、再来年にまた考えましょうとなりました。
なんせ行き当たりばったりなところがあるので、ちゃんと準備をしないと思ってもないことになりそうで。(そこはあとで考察します。)
一旦はもう今年もないなぁ、聞き専で、また情報収集しに行こう~💕と気楽にしていました。
1月の末に、ギターの岩谷さんから”別の音楽祭に音源を送ろう?”とお誘いがあり、その練習のために小阪のスタジオブーにて音源の準備をしました。
2回目、撮影した日、23時までかかって終わった~と片づけていたら、アコーディオン奏者の女性がギター片手に待ち合いでブーさんと雑談していました。
コンガや譜面などを扉の外にゆるゆる運びつつ、何気なく話に参加してみると、「高槻ジャズストリート第1サイクルの、もうじき締切ですね!」と話題になり、
ギターやアンプを運び出す岩谷さんに「私たちは、いい?」「岩谷さんも山田さんも出演経験があるから。送ろうと思えば送れる。。。」そんなことに気付いた私。
「もう何回も送ったけど最近当たりにくいから落ちてばっかりで。おれは送ってないねん。」「まあ送ってみたら? 多分当たらんから。」
「そっか。」
「そうですよね!」
「でも他の音楽祭の準備をしているのだし、ダメもとで記念に出しときましょうか。」
と残り時間30分のところで場所選び。
ドラムじゃなくて打楽器なので…ここや、ここぐらいしかないなぁ。
だってもう一つは「ピアノバー」て書いてるし。ピアノの人に行ってもらいたいじゃない?
などと即興で主人と会話しながら入力を進めるタカギ。
「時間は?」
「そんなん、1番手とかやりにくいだろうから、ちょうど私らみたいなのが温めるのがいいんじゃない?」⇒ということで1番手。
「ユニット名、バンド名か…」
鹿キックスというのが少し前に思い浮かんだところでした。
でも主人曰く、岩谷さんは大阪の人だから奈良に関連付けなくてもいいと。
その次に出てきたのが、
「マイルド・デイヴィス」
海外のSNS、JAZZ系のグループで一定期間に回っているJOKE画像があるのですが、それからきています。
で、他に良さそうなのが出て来ない。時間もない。
ということで『髙城香織とMild Davis』ということになりました。
全て送り終えて時計を見ると、残り時間5分も無かったような(^-^;
駆け込みです。
「まあ滅多に当たらんから。」
なんて、言いながら寝不足気味に帰りました。
帰りにラーメン大王に寄って。
山田さんは、MILD DAVISという名前がふざけているから当たらないだろうと。そんなことを予想していました。
まだSessionなどで歌いだして間もないころ(8年ほど前)にも、どうしますか?出られますか?というお話があったにはあったけれど、その頃は娘がまだ小学生。自分としてもスキル不足が問題で、
「まだ準備が出来ていないんで」とやめておきました。こういうことを早いめにすることに積極的な人と、私のように二の足を踏む2タイプいます。完全に後者で。
私は、自分の暮らしや目の前に広がる現実がNoだといえば、周りの人にしてみれば「チャンスだったのにー!」「なんで不意にするの? ?」と言われるようなありがたい話でも辞退してきました。
「やりたいですか?」と聞かれたら、「まだ早いので辞退します。」となる。
裏技があって、「やってください」「やってほしいです」「いやー、そんなん言わんと一緒に」と言われるとOKすることも多かったです。求められると反応する。
「タカギに歌ってほしい」と言われなければ違う人をブッキングしたり。そのイベントさえ盛り上がればいいのだから、私は辞退。。。ということもありました。
お話を頂いたときは自分より脇を固めてくれる演奏者の方はステキな人たちだったのですが、こんな始めたてで、みんなが行けましたー!て喜んでいくフェスにエントリーするのは申し訳ないと思ったのです。←マジメ。
で、毎年のようにどうする?やめとく?などと可能性を探るも、なんか年々当たりにくくなっているし、他のフェスも同じ時期にあるからそないに殺到しなくても。と、結局ご縁が無いままコロナ禍を迎え。。。曖昧なままでした。
こんなことを言うとまた私の勘であったり、何かイベントを企画する側の人間でもあるので分かりみがありすぎるところなんですが、実は当たるように送りました。
自分のバンドは7人体制にコーラス2人増えると9人です。7年ほど前に高槻に行った時のこと、行かない時にはSNSで周りの人が当選したり、落選したりの傾向、
そして去年に行った時に思ったことを踏まえ、いくつか持論があって。
7人超えるバンドは、本当に実力者揃いで。自バンドではまだまだ歯が立たないだろうなぁと想像できたから、メンバーの気持ちを固めて、高槻でやっても大丈夫なように目標を持って活動しなければやばいなぁと思いました。
大所帯のバンドは名の知れた方が必ずいて、プロあるいは半プロ集団で来ている印象です。そんな中で自分たちの音が通用するとはまだ思えなくて。
多分、厳正な抽選で行っている場所と、高槻JAZZの事務局が直接管理している会場、そしてお店が常連ミュージシャンに演奏をさせていそうな雰囲気もあります。
自分も近鉄奈良駅付近のマクドナルドLIVEや、自バンド、他の手伝いをしていて察するところがあるのですが、
なんでもかんでも公平にすると、バランスを欠いたものにイベントになってしまうでしょう。そのバランスを取るのが運営の仕事なわけです。
何のためにボランティアでやっているか=自分の好きなアーティストを呼びたいわけで。広く応募とすると、どんな力量の方がやってくれるのか音源審査ではすべては分からない。
それと、運良く選ばれたとして、LIVE当日の動員数やその日の演奏の程度なども、きっと誰かが内情はこうでした!と、本部に知らせているはずです。
動員が見込めなかった=集客できないだろうから次年度はご遠慮してもらおう。
去年も来ていたなぁ=他の人もたくさんいるし、他の人たちにも来てもらおう。
来た時の演者のマナーがちょっと期待外れだったりしても、なんとなく次に繋がらないような気がします。
例えば自分が1番ご縁があるのは『こさかJAZZストリート』なんですが、高槻にゆかりのある人がメンバーにいるバンドというのは落選しにくいような気がします。
ゆかりがあるお店で普段から働いている人とか、実行委員会で事務局の手伝いをしている場合とかも優遇されやすいはず。
関西でも、全国的にも有名なボーカルやSAXの方、演奏の方がいる場合も、事務局は調べているように思います。ちゃんとハイライトな時間帯にセッティングされているし。
とはいえ完全に抽選をしていたらすいません。でも、なんとも出来た話だなぁといつも思うのです。
高槻JAZZ事務局のお膝元ではない、直接管理はしていないお店では、トライ店として抽選でやっていそうです。
お店や事務局は出来るだけ新しい人に来てほしいだろうから、私のようなボーカルでも通してもらえたのではないか、と思いました。
それか、私のこのHPとかも調べられていたり?
事務局に私の知っている人がいたり。
どんなことがあるのか分からないけれど、せっかく決まったのだから。
これからは高槻とのご縁も、大事にしていきたいと思います。
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