Vocalの先輩、岡田恭子さんのLiveでした。
1日中雨がしっかり降っていたからか、
もちいどの商店街の揚げ物やさんがコロッケやら残っていた!
コロナ後には閉店時間を早めたり、
ジャガイモが手に入りにくいときにはコロッケだけ売り切れて。
ほぼ同じ時間に前を通ったのにまだ30個ほどあったかも。
手前のベンチで1人で買い食いしました。
そろそろ向かおうとすると
これまたVocalの先輩、金魚さんにバッタリ。
お互いの近況を話しながらお店まで行きました。
ブルーノートのママとマスターもお元気かな?
最近はあまりSessionに行かなくなったから、
Liveを観に行ってお会いすることが多くなりました。
7~8年前、私がsessionに行き始めた頃には
すでに奈良では著名な方に師事して、
着実にキャリアを積み重ねて来られた恭子さん。
いろんな人に支持されて、
また元気にLIVEされていることが嬉しく思います。
ステキに歳を重ねながらも、
physicalなことに全く左右されない部分があって。
初めてお会いした時から夢見る少女のような、
育ちの良さなんだろうか。お嬢さんと話しているような。
エイジレスなソウルが歌の奥に見えます。
どこか危ういくらいの擦れていない部分があるからこそ、
真っすぐな歌唱、素直な余韻が広がるような…。
余所見などしないで
着実に夢の階段を上がっていくプリンセスのよう。
お会いしたての頃にはどこの馬の骨とも分からない私と、
ちょっとSessionで顔を合せるくらいでは分からないことがあって。
歌う目的も、方向性も、役割も違っていたから
話が噛み合わないこともあったんじゃないでしょうか。
逆に年々すみ分けというか、
お互いのことが分かるようになって話しやすくなって。
そういうことも含めて月日が過ぎていくのをあらためて感じます。
行動範囲が重なる奈良のお店では
Sessionで顔を合わせる頻度は多く、
アフターコロナでのLIVEは久しぶりでした。
JAZZなどのスタンダードをそのまま演奏する…のはなく、
バラードで聴くことの多い曲をミディアムテンポで、
同じ曲の中でも3拍子→4拍子にアレンジされていたり。
ビートやノリを変えてみたり…と。
こんな風に歌いたいっという明確な意思があります。
それでこそ岡田さんだなぁと思いながら観ていました。
たまたま5日に、茨木音楽祭に遊びに行って、
NYの歌姫Anette St JonesさんのLiveでも演奏していた
『What A Difference A Day Makes』。
ラテンで独特のノリで、めっちゃ盛り上がったのですが、
これは本当に縁とは不思議なもので、
たまたま1分程AnnetteのLiveの模様を録画していたのですが、
岡田さんバージョンとピアノの演奏のキメ(ブリッジ?)部分も
ラテンという曲の構成もそうだし、
全体的な雰囲気がほとんど同じ肉付けでビックリしました。
ボーカル同士、いろんなところから影響し合っている?
お互いの良いところは取り入れて。
岡田さんの日頃の勉強熱心さや、
楽曲に対する熱意が成し遂げたことなんだろうなぁ。
7~8年前の奈良って、ボーカルの人がすっごく多かったんです。
どのSessionに行ってもホストさんの熱いファンで、
ぜひとも伴奏をしてほしいってマダムが8人でも10人でも、
もっと集まったり。そんなことザラでした。それが今は…。
この日、岡田さんのLiveで4年以上ぶりにお会いしたボーカルさん、
かつては富雄のバーセカンドやブルーノートのSessionで
何度も何度もお見かけしたのに最近はもう全然歌わず、
Sessionに行かないで過ごしていたそうです。
私の体感では、あの頃のボーカルさんが100%だとすると、
コロナで私も1年ほど様子をみて、
こりゃいつまでも続くやつやなぁと悟って
ワザと歌いに行くようになってからが10%ほど。
10%でも言い過ぎかもしれません。
全然他のボーカルさんに会わない時期がありました。
岡田さんとも再びお会いするのに
それから半年~1年はかかったような。
そして今の復帰率は…35%くらいか。あくまで私の体感です。
その間にすっかり歌うことをやめてしまった人も。
残念なことにお便りを送っても返事も、既読にすらなりません。
以前のようにとはいかないけれど、
私なりに奈良を賑やかにしていきたいなぁと心に決めて
あえてみんなが自粛しているときにもボチボチ活動して。
それが何ってことはないんだけど、
時代の流れにそのまま従うなんて私には向いていません。
ヤバいことにならない程度に、
いろんなものに抗っていきたいと思います。
自分に出来ること、楽団とか、
やるべきことを細々と積み重ねていこう。
よく考えたらブルーノートで初めて歌わはるときも
応援に観に行きました。懐かしい懐かしい思い出です。
今回のLIVEのテーマは恋ジャズだったけど...
岡田さん自身の愛や恋の話はなくて。
期待していたのになぁ。
ベースの方とちょっと、他の方より近しいというか、
気持ち気心の知れたというか、
良い感じの雰囲気だったなぁとウフフ。
そういうところからほんの少し、ほんの少しだけ💜
いや、だいぶ妄想が膨らんでいって止まりませんでしたw
Comments