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5月7日はブルーノートへ。

執筆者の写真: Keiori TakagiKeiori Takagi

Vocalの先輩、岡田恭子さんのLiveでした。


1日中雨がしっかり降っていたからか、

もちいどの商店街の揚げ物やさんがコロッケやら残っていた!

コロナ後には閉店時間を早めたり、

ジャガイモが手に入りにくいときにはコロッケだけ売り切れて。


ほぼ同じ時間に前を通ったのにまだ30個ほどあったかも。

手前のベンチで1人で買い食いしました。

そろそろ向かおうとすると

これまたVocalの先輩、金魚さんにバッタリ。

お互いの近況を話しながらお店まで行きました。


ブルーノートのママとマスターもお元気かな?

最近はあまりSessionに行かなくなったから、

Liveを観に行ってお会いすることが多くなりました。


7~8年前、私がsessionに行き始めた頃には

すでに奈良では著名な方に師事して、

着実にキャリアを積み重ねて来られた恭子さん。

いろんな人に支持されて、

また元気にLIVEされていることが嬉しく思います。


ステキに歳を重ねながらも、

physicalなことに全く左右されない部分があって。

初めてお会いした時から夢見る少女のような、

育ちの良さなんだろうか。お嬢さんと話しているような。


エイジレスなソウルが歌の奥に見えます。

どこか危ういくらいの擦れていない部分があるからこそ、

真っすぐな歌唱、素直な余韻が広がるような…。

余所見などしないで

着実に夢の階段を上がっていくプリンセスのよう。


お会いしたての頃にはどこの馬の骨とも分からない私と、

ちょっとSessionで顔を合せるくらいでは分からないことがあって。

歌う目的も、方向性も、役割も違っていたから

話が噛み合わないこともあったんじゃないでしょうか。

逆に年々すみ分けというか、

お互いのことが分かるようになって話しやすくなって。

そういうことも含めて月日が過ぎていくのをあらためて感じます。


行動範囲が重なる奈良のお店では

Sessionで顔を合わせる頻度は多く、

アフターコロナでのLIVEは久しぶりでした。


JAZZなどのスタンダードをそのまま演奏する…のはなく、

バラードで聴くことの多い曲をミディアムテンポで、

同じ曲の中でも3拍子→4拍子にアレンジされていたり。

ビートやノリを変えてみたり…と。


こんな風に歌いたいっという明確な意思があります。

それでこそ岡田さんだなぁと思いながら観ていました。

たまたま5日に、茨木音楽祭に遊びに行って、

NYの歌姫Anette St JonesさんのLiveでも演奏していた

『What A Difference A Day Makes』。

ラテンで独特のノリで、めっちゃ盛り上がったのですが、

これは本当に縁とは不思議なもので、


たまたま1分程AnnetteのLiveの模様を録画していたのですが、

岡田さんバージョンとピアノの演奏のキメ(ブリッジ?)部分も

ラテンという曲の構成もそうだし、

全体的な雰囲気がほとんど同じ肉付けでビックリしました。

ボーカル同士、いろんなところから影響し合っている?

お互いの良いところは取り入れて。

岡田さんの日頃の勉強熱心さや、

楽曲に対する熱意が成し遂げたことなんだろうなぁ。


7~8年前の奈良って、ボーカルの人がすっごく多かったんです。

どのSessionに行ってもホストさんの熱いファンで、

ぜひとも伴奏をしてほしいってマダムが8人でも10人でも、

もっと集まったり。そんなことザラでした。それが今は…。

この日、岡田さんのLiveで4年以上ぶりにお会いしたボーカルさん、

かつては富雄のバーセカンドやブルーノートのSessionで

何度も何度もお見かけしたのに最近はもう全然歌わず、

Sessionに行かないで過ごしていたそうです。


私の体感では、あの頃のボーカルさんが100%だとすると、

コロナで私も1年ほど様子をみて、

こりゃいつまでも続くやつやなぁと悟って

ワザと歌いに行くようになってからが10%ほど。

10%でも言い過ぎかもしれません。

全然他のボーカルさんに会わない時期がありました。


岡田さんとも再びお会いするのに

それから半年~1年はかかったような。

そして今の復帰率は…35%くらいか。あくまで私の体感です。


その間にすっかり歌うことをやめてしまった人も。

残念なことにお便りを送っても返事も、既読にすらなりません。

以前のようにとはいかないけれど、

私なりに奈良を賑やかにしていきたいなぁと心に決めて

あえてみんなが自粛しているときにもボチボチ活動して。

それが何ってことはないんだけど、

時代の流れにそのまま従うなんて私には向いていません。

ヤバいことにならない程度に、

いろんなものに抗っていきたいと思います。

自分に出来ること、楽団とか、

やるべきことを細々と積み重ねていこう。


よく考えたらブルーノートで初めて歌わはるときも

応援に観に行きました。懐かしい懐かしい思い出です。


今回のLIVEのテーマは恋ジャズだったけど...

岡田さん自身の愛や恋の話はなくて。

期待していたのになぁ。


ベースの方とちょっと、他の方より近しいというか、

気持ち気心の知れたというか、

良い感じの雰囲気だったなぁとウフフ。


そういうところからほんの少し、ほんの少しだけ💜

いや、だいぶ妄想が膨らんでいって止まりませんでしたw

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