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執筆者の写真Keiori Takagi

9日の『プラチナ食堂10周年記念イベント』振り返り

『Keep On Movin’』というバンド名やと、「香織ちゃんみたいやなぁ」とモトさんに言われました。そうかもしれません。


長年お世話になっているお店は沢山あるけれど、やりたいこと沢山、やらせてもらえることもそれなりにあって。1つのところに留まらず動き続けているかもしれません。


『変化する』か。『繰り返し』か。後者がからっきしダメなんです。

昔からです。そのままの形で保持とか不可能。


何かの集まりがあると、何かしらのパワーバランスが働くわけで。時として誰よりも『自分が居るべき』か、あるいは『居ない方がいい』のかを考えて行動しています。バランスを取っているのです。


モノゴトが変わりすぎるから。それに合わせて対応を迫られます。

本質的なところは変えないですけど。


『繰り返し』を選択しがちな集まりだと思ったら、こちらから適宜距離をあけて。期間を空けてまた顔を合わせてみると、繰り返しているように見えて、ちょっと変わっていたりします。


生きている限り、ただ繰り返しているだけではなく少しずつ改善していったり、形が変わっていたりします。そうやってバランスを見て動かないと怖い人認定されちゃう。


これからも時代に合わせて表面的なフォームは変えることになるでしょう。


昔からイヤというほど、

「気のせいよ~」「考え過ぎ~」

と言われることがその通りの個人的心配ごとや考え過ぎであった試しがなく、3カ月、半年~1年単位でしんどいことになって。

(自分は可能な限り距離を置きたい。でも職場とかムリな時もあるけれど。)


学生時代には女子同士でのイジメやお返し、塾ではカシコvs.そうでもない派との争いに巻き込まれ、働き始めてからも人間関係のトラブルの本質を考えていたら、


誰よりも敏感にこのあと起こり得ることの景色が見えるんです。既視感しかない。


それが私心からではなく回避すべきことなのか、個人的に回避したいけどやらざるを得ないことなのか。


あかんのちゃうかなと不利益被ることが分かっていても、でも「助けて」と言われたら...そこは人情が入って引き受けたりすることも。


脳内って変化を望まないらしく、繰り返しとか習慣って安心しますよね。その安心を嫌がってしまうのが良くも悪くも私なのかも。




『Keep On Movin’』の皆さま全員で集まってリハをしてみると、やはり予想していた通り私の歌が侵入していける音の余白領域というか、Grooveのキメ細やかさのヒダの1つ1つが可視化されるようで。



いつもはなんもないところに気が向いたらチョコっと、またチョコチョコっと。あーあーあーもっと入れよう💕となってしまうので。自分を落ち着かすのに苦労しました。が、なんとか本番もうまいことまとまったかな…。



ほんまは舞い上がって鼻血でそうでした。段取りしていたよりも短くしたり、あとのことはリズム隊にお任せで...と安心して違う作業に向かうことが出来て。



リハの休憩中に、私以外の皆さまでSquadliveを楽しげに演奏しているのを見て、なんてステキなのとコーヒー飲んでいました。



私としては、ホンマは『Isn't She Lovely』のKeyは”F”なんですよというと、その場でみんな移調して合わせてくれたことも、建設的なやりとりだったなぁと振り返ります。E→F、ほんのちょっとなんですよ。



このちょっとの違いに何があるのと思われるかもしれないけれど、Keyを跨ぐと歌い方のアプローチを刷新することが出来て、印象がグッと女性的になるでしょ?と。どちらが好みかは人に依るけれども。色々あるんです。



それでよく考えたら、周年イベントでお祝いで歌うというのが初めてでした。セッションに参加した日がたまたま周年記念を兼ねて~とかではなく、段取りしてお祝いに行くのが初めてで。



バンドのみんなは申し分ない。そして他に出来ることは?と考えに考えて。やはり歌の立場なんで、歌でお祝いしようと。『Just The Two Of Us』に日本語の歌詞を付けました。



『Sunny』もついでに日本語なり~。ちなみにこの2曲は、意外と他の歌い手さんが歌う確率が高いため、私はあまりSessionでも歌わないんです。もちろんLIVEで歌うのは初めてのことでした。



『Just The Two Of Us』をライム通りに日本語化すると、『僕ら2人なら』となります。僕らなら。たった2人だけ。二人きりで?私たちなら。私たち2人なら?なんでもいいけど韻を踏まないと。←ラッパーか!



 Youtubeやネットで既にやっている人いないかなぁと探してみたけど、サビだけなら1組。他は引っ掛からず。こんなに日本語に置き換えにくい作品も、無いわなぁと恐る恐る。



でも1人ではムズカシイことも、2人なら、出来るかもしれないと。お店にランチを食べに行くたびに、夜のイベントへ遊びに行くたびに力を合わせる美佳さんとモトさんを思い浮かべながら出てきた言葉たちで綴られました。



プラチナにお越しの皆さまも、1人では叶わないことを、誰かと、あるいはグループで手を携えて実現している方ばかりです。そんな私たちであることを、ともにお祝い出来ればと思いました。



今年の3月は雨がしっかりと降り続くことが多く。晴れて嬉しくて出来たけれど。偶然にも元々そんな歌詞です。悪いことが続くことはない、諦めなければイイコトが待っているさと。



これから私があの形で、どこで歌うにせよ、9日の集まりでのことは忘れません。私は1人ではないと、うちのバンドの皆さまとも、いつものプラチナの皆さまとも繋がることが出来て、大変勇気づけられました。



『10周年記念イベント』ということで、9日も10日も多岐に亘る演者さんがかけつけて盛り上がっていました。10日もボランティアのお仕事のミーティング終わりに最後の方で間に合って。



私自身も音楽に携わる側としてちょこちょこ活動し始めて9~10周年のところで。途中、お世話になった人が『プラチナ食堂』でLIVEのブッキングをしていたので、度々SNSで情報が入ってくるようになりました。



お世話になっているお姉さんに誘ってもうて、お車でJAZZ Sessionに連れて行ってもらったのが2年ほど前です。それ以後はほぼ毎月1回、1年ちょっと通うあいだにB.Kennyさんとも知り合いました。



数か月、やや人見知りしながら楽しんでいると、あるところでPAさんが少し豪快な感じの方に変わっていることに気がつきました。それがモトさんです。ということで私は”モトさん以後”のイベントが記憶に残っています。



美佳ママに3回ほど間違われたこともあります。ブッキングの話を途中までしていて、あれ?これはもしや…と気づくパターンでした。確かに髪を1つに束ねて、服装が似た感じのときもあり”なるほどー”と思いました。



去年の今頃に、自分の周りの人と日々取り組んでいる音楽で賑やかに出来るような集まりを模索して、ムジーク期間中にLiveが出来たらなぁと美佳ママに相談に行くと、OKしてくれて。



初夏に開催出来て、秋にもまたさせてもらって。ちなみにまだ告知はしていないけれど今年も6月30日に段取りしています第3回『FUNK💜友の会』。本当に有難いご縁を頂いたと感謝しています。



そして『プラチナ食堂』にご縁のある演者の皆さまと私のあいだで、音楽の種類やタイミングが合致して、非常にスムーズなやり取りが生まれるのが面白くて。活動しているジャンルがあまり被らないから?かも。



例えばボーカル同士の会話とか、くすぐったいです。お互いにやっている音楽は違うけれどレスペクトがあって。きっと一緒のことをしようとしていることだけは分かるから。少ない会話の中に、気持ちが流れてきます。


用事のある人以外は、うちのバンドの皆さまもほとんど最後まで残ってLIVE観賞していたのですが、皆様の熱気でまたいい影響を受けたかもしれないです。


普段は私と山田さんだけがさまざまなイベントでご一緒することがあったけれど、「なんでタカギさんはこんな準備もしているのかな?」と謎だった部分を理解してもらえたかも。


急に突飛な曲をやろうと言い出したり。他のバンドの皆さまから刺激をもらって、いろいろ模索しながらです。


また6月30日に向けてどんな流れになるかな。本当に楽しみです。


『プラチナ食堂』の、益々の発展を祈って。

もっと盛り上がっていけたらと思います。


まずは、また時間できたらご飯を食べに行きます✨

















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